J S バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV1002

0:00 I. Allemanda
4:33 II. Double
8:53 III. Corrente
12:31 IV. Double. Presto
16:14 V. Sarabanda
20:02 VI. Double
23:19 VII. Tempo di Bourree
26:36 VIII. Double

(Vn)イェフディ・メニューイン
1935年12月19日録音

In this video, we'll be playing Johann Sebastian Bach's Violin Partita No.1 in B minor, BWV 1002. This beautiful piece was written for unaccompanied violin and is one of Bach's most beloved pieces.

If you're looking to learn this beautiful piece of music, or just want to hear some amazing violin playing, then be sure to check out this video! I'll be playing the piece perfectly and you'll be able to hear the beauty of Bach's Violin Partita No.1 in B minor.

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲した無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006は、3曲ずつのソナタ(BWV番号は奇数)とパルティータ(BWV番号は偶数)合計6曲からなり、ヴァイオリン独奏の楽曲として、今日では古今の名作の一つに数えられる。

作曲の背景

ソナタ第1番 アダージョ(自筆譜)
作曲時期は1720年。バッハが35歳の頃、ケーテン宮廷楽長として音楽好きの君主レオポルト侯に仕え、多くの世俗曲(協奏曲、室内楽曲)を書いていた頃の楽曲である。

バッハ自身の自筆譜による原版はベルリンのプロイセン文化財国立図書館の音楽部門に所蔵されている。そのタイトル・ページには「無伴奏ヴァイオリンのための6曲の独奏曲、第1巻、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作、1720年」と記されている。「第1巻」とあるが、「第2巻」というのは「無伴奏チェロ組曲」のことである。
バッハならではの達筆で記された原版には誤記や訂正はほとんどなく、清書であったことがわかるが、草稿は残されていない。

3曲のフーガ、有名なシャコンヌをはじめとして、全体に重音奏法が多く、演奏は容易ではない。ヴァイオリンによる対位法的表現はバッハ一人の発明ではなく、その前にはイタリアのフランチェスコ・ジェミニアーニ、ドイツのハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー、ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(英語版)、ヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(英語版)、ジャン・バティスト・ヴォリュミエ、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデルといった作曲家が試みている。このバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」はとくにヨハン・ゲオルク・ピゼンデルの影響が指摘される。バッハはビゼンデルとも交流があったことから、ヴァイオリン奏者としても名高かったピゼンデルのために書いたのではないか、とも推定されている。

各曲について
3曲の「ソナタ」は、緩—急—緩—急の4楽章の、典型的な教会ソナタの形式をとっている。ソナタの第2楽章にはどれも長大なフーガを置いている。

一方「パルティータ」は、第1番・第2番がアルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグという組曲の典型的な4楽章形式をとり、第3番は前奏曲、ルール、ガヴォット、メヌエット、ブーレ、ジーグと、フランス風の管弦楽組曲を思わせる舞曲を配置している。なお、第1番はジーグのかわりにブーレがおかれ、第2番は4曲の舞曲のあとに、有名なシャコンヌが置かれている。また、曲によっては曲の後半を「ドゥーブル」として、一種の変奏曲にしている。

パルティータ第1番ロ短調 BWV1002
4つの全ての舞曲の後半にそれぞれ、ドゥーブル(変奏)が置かれている。

Allemanda - Double:重音をふんだんに使った、荘重な第一楽章。
Corrente - Double. Presto:重音は出てこないものの移弦が多く、結果重音奏法と同じだけのボウイングが求められる。
Sarabande - Double
Tempo di Borea - Double:第一楽章同様に効果的な重音奏法が多い。
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