秋、実る 狂い咲きの淡い春色の先にひろがるのは 待ち侘びた季節 変わり目に気づかずに風と共に過ぎ去ろうとしていたのを教えてくれた どうかゆっくり時間が流れますように
暗いから煌めく ひとつの星となる Stardust overflows, becoming a constellation(星屑が溢れ出し、星座になる) 雨の日は憂鬱だ 貴方を思い出すけれど 沈んでいく様な気分は消えず そうはいっても 晴れの日の眩しく輝く太陽も僕を幸せにすることはできなくて 雨が降る予報は僕を憂鬱にさせるけど いざ降ってみると晴れの日の陽射しに比べたら良いのかもしれないと考えてしまう 貴方が雨の日を好きになれて 遥か昔の秘密を 懐かしい思い出 とし
紫薔-sou 【紫薔-sisou】 遠くから見ている 遥か遠く 静かな夜に咲いたそれを 僕たちが淡くその花を照らす 何層にも重なった花弁の緻密さに見惚れて 月の香りに邪魔をされない今夜 その芳醇な香りがこちらまで漂い 少し眩暈がする 明日になれば誰かの手に渡ってしまうかもしれない貴方 最後の一欠片が朽ちるその日まで眺めていたい そんな想いを胸に 望まない朝を待つ ______________________________