【2度と行かない】とあるBARにて。

子どもちゃんがいるご家庭ならばわかってくれるのではないか。
【この時間には帰らない方がいい】
そんな時間帯がある。
寝かしつけの時間である。
玄関のカギを開く音でも起きてしまったりするから、帰るに帰れない時間が存在する。
そう。
先日もそんな日だった。
仕事終わり、ご飯を食べる。
今から帰ると寝かしつけにバッティングしてしまう。
時間を潰すことに決めた。
30分である。
BARに行くことにした。
久しぶりのBARである。
子どもちゃんができてから足を運ばないようになった。
久しぶりに行った感想。
もう行かないでおこう。
もしかしたら1人が好きな方々にも共感してもらえる話ではないか。
BARに到着。
お客さんはワタクシを含めて3組。
女性の2人組
1人の男性
ワタクシである。
店員さんは2名。
1人の店員さんは1人の男性とおしゃべりをしている。
もう1人の店員さん。
30代後半くらいの男性である。
飲みものを聞きに来た。
注文する。
それからたわいもない話。
たわいもない話を10分ほどする。
どうやらワタクシの担当になったようだ。
今年48歳のおじさんである。
たわいもない話をする年齢である。
ただ長い。
長すぎる。
1人になりたい。
誰とも喋りたくない。
1人でゆっくりしたい。
BARに入るまで、仕事で散々喋ってきた。
だから1人でいたいのだ。
軽く言ってみた。
『あ、1人で大丈夫なんで。また飲み物頼む時に呼びますね』
にこやかに喋った。
BARの店員さんの返答である。
『いやー。みんなそう言いますよー。
大丈夫です。前にいますから』