雪やこんこ
♪ゆきやこんこ あられやこんこ…
愉しげな雪の歌とは裏腹に、本日の最強寒波は日本列島を完膚無きまでにアレしているようですね。
そろそろご勘弁下さい。
ところでこの「ゆきやこんこ」という歌い出しでお馴染みの曲、「雪」というタイトルだそうですね。
さっき知りました。
蒼白い顔で満腹を恐れていた保育園児時代に先生から教わったように記憶しています。
しかしながらわたくし、歌詞を勘違いしておりました。
「枯れ木残らず花が咲く」を
「瓦礫残らず花が咲く」であると。
子どもの頃は、明るい曲調に乗せて随分と凄まじいことを言うなと思っていたものです。
脳内に浮かんでいた景色はこうです。
崩れた家々、倒れた木々、粉々になったコンクリート。
そこに雪が降ってきて白い小さな花がたくさん咲いたように見える。
こんなようなことをわりと最近まで思っていたのです。
2年ほど前に友人が
「雪やこんこのこと雪やコンコンだと思ってた。きつね〜」
などと自身の聴き間違いエピソードを激白してくれたことで正確な歌詞を知ることができたのです。
雪景色にきつね、それも素敵じゃあないですか。
瓦礫に咲いた花の上をきつねが通り過ぎて行く様も想像の中なら映画のようで。
ふと、書きたくなってつらつらとだらだらと書いてしまいました。
読んでくださったことに感謝しつつ。
失礼致しました。