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【熊本】地元に繋がれる心と名湯ー小国町・ホタルの里温泉ー


ただ身体を温めるだけでなく、地元の人々に愛され受け継がれ、心までも温まる温泉を紹介しています。

今日は熊本県小国町にある

「ホタルの里温泉」

を紹介します。

大分県から続くくじゅう連山の横、阿蘇カルデラの北部に位置する小国町は、冬には氷点下まで下がり、積雪もある静かな町です。

南国熊本のイメージと異なった町には「わいた温泉郷」があり、数々の温泉宿や家族風呂を据えた宿泊宿が数多く存在しています。


ホタルの里温泉は山川温泉へと続く道の途中にひっそりと佇んでいます。

川沿いに駐車場があり、数台駐車可能

朝早くから空いており入湯料は300円という破格の安さで提供くださっています。

番台前の金庫に代金を投入する

番台は無人(いつもどなたもいらっしゃいません)。

奥の壁には月毎の支払いをされている常連の方々の札が。地元の皆さんが大切にされているからこそ、この代金で続けていけるのでしょう。

左手が男湯、右手が女湯になっています。

激アツの硫黄泉、身体の芯から温まる
ほとばしる湯口には飲泉用コップも用意されている

共用の洗面器だけは用意されているが、その他のものは自身で用意します。
(基本無人のため必要なものは持参)

私はいつも別の風呂に入ったあとに続き湯をしにくるので、いつもタオルひとつで手ぶらでやってきます。

温度は約43~44℃。
こんこんと沸く熱湯が心の底まで効く~!!

時々旅行者の方とも一緒になりますが、「熱い!」と叫ばれる方も大勢。

水で埋めることも可能ではありますが、せっかくの源泉かけ流しを埋めてしまうのは暴挙のため、地元の方々もほぼ埋めたりしません。

このような熱くて最高の湯は島根県の温泉津温泉を思い出します。

硫黄の湯の花が美しく浮く温泉はまさに自然からの贈り物です。


中に入る、上がって椅子で休憩、の繰り返しで20分ほど入浴。

かなりの熱湯のため、湯あたりにはくれぐれも注意が必要です。
(筆者は以前脱衣場でひっくり返りました、軽傷で水を飲めば回復しました)

あとぜき(あとしまつ)もしっかりやって、互いの良い入浴に配慮を

身体もお湯を使って洗う方も多く、全身から硫黄の良い香りがいつまでも漂います。

熱湯が苦手な方は近くにある「ぬるゆ温泉」もありますよ✨

地元に愛される最高の熱湯「ホタルの里温泉」。小国に行かれることがあればぜひとも試していただきたい名湯です。

〒869-2505 熊本県阿蘇郡小国町北里1534
営業時間  8:00~21:00
入湯料  300円


#温泉  #熊本  #秘境
#backpacker #landscape 


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