コロナ下で見せたJALの顧客主義のプライド
1日でどこまで行けるか!という弾丸飛行機旅は海外ではいろいろとやってきましたが、今は海外に行けないので3社の飛行機を使って
神戸ー(スカイマーク)ー仙台ー(IBEX)ー福岡ー(JAL)ー那覇
と飛んできました。
それぞれの会社の努力もありますが、今飛行機をする中でのポイントをまとめていこうと思います。
1.スカイマーク(BC152便 UKB7:35~SDJ8:55)
神戸に住むものとして切っても切れない相棒がスカイマーク☆
神戸からなら羽田以外にも札幌から那覇、茨城、長崎や鹿児島にも飛んでます。
札幌や那覇でも早期割引で5800円とかで荷物&座席指定ありが魅力的。
今回はコロナのため5600円で仙台まで。
前日便が欠航になったので振り替えでした。
いつもの737ー800が出迎えてくれます。
座席は16H。事前指定はできない非常口座席を当日狙うのがポイント。画面操作では座席変更を見つけにくいので注意。
15列目も非常口ですがリクライニングできないので、リクライニング付きの16列目にするのがベスト(しなくても十分広いですが)
人は6割くらいでした。
1日一便の仙台便にもかかわらず、まだコロナの影響残ってるみたいです。
なんと16列目の希望者は自分だけ!
フライトで隣がいないというのは旅の一番の快適さかもしれません。
足伸ばしても悠々の非常口。
荷物はおけないので上に置きます。
738は形も安定してていいですね。
早着でわずか一時間の快適フライトでした。
いつもは機内でスカイマーク柄のキットカットをくださったりしますが、今はそれもなし。
お客さんが少ない中、サービスの取捨選択をしなければならないかもしれませんが、それでも頑張ってほしい会社です。
2.IBEX(アイベックスエアラインズ12便:SDJ15:45ー17:50FUK)
欠航が相次ぎ6時間の乗継時間をどうしようかと悩みましたが、市内でタンを食べたりギリギリの時間割でしたが松島に久々に行ったりと満喫できました。
福岡まではANA傘下のIBEX。初めての搭乗だったので楽しみでした。
ボンバルディアCRJ700!
久々に乗るとやっぱりだいぶ小さく見えてしまいます。
事前予約でも非常口を取れましたが天井が低いのでそれほど広く感じません。
機内はほぼ満席…。横も大柄男性がお座りだったのでかなり両ヒジはキツイものでした。
2列2列配席。
非常口には窓のシェードもありませんでした。
上空では西日が足に直接当たり暑いのなんのって…!2時間近くはなかなか拷問です。
まずまずの距離を飛ぶのに満席でこの機体はしんどいかな。
ようやく解き放たれました。
通路では立つと頭がつきそうになります。久々にちょっと疲れたかも…。
福岡空港ではバスで移動。
小型機はタラップじゃないのが余計残念なところです。ちなみに伊丹空港では直接歩ける搭乗口があるのであまりバス率は高くありません。
3.日本トランスオーシャン航空(65便 FUK19:55~OKA21:40)
さぁ、2時間の乗継時間で博多まで行って夕飯を食べ、今度はJALグループのトランスオーシャン航空に搭乗です。
安定のボーイング737ー800が待っています。
再び非常口座席へ座ります。
やはり小型機に乗った直後に座ると足元余裕が断然あって楽ですね。
機内は日曜日の夜ということもありますがまずまずの搭乗率。
しかしこの写真を見てお気付きになるでしょうか。
そう、真ん中の席に人がいません!
どの会社も特徴があってそれぞれいいところがありますが、その中でもコロナ禍の中にあってさすがJALやるなぁと一番思ったこと。
座席をつぶして人同士の間隔をあける!
ということです。
これはとにかく安心かつ快適でした。
例えばボーイング787のような大型機ならば中央座席は4人掛けですが、真ん中2席はつぶしてブロックしてあります。
エンブラエル170&190のような2席掛けの機体ならば窓側のみを販売し、ブロックされた状態で満席になるので廊下側は一切人が座りません。
このナイーブな時期にこうした対応はとても嬉しく、顧客第一主義のJALらしい対応だ思いました。
ちなみに国内会社ではJALグループのみの対応です(2020年6月30日まで)。
アメリカでもユナイテッドが同対応をしているそうですか、乗客が減少の一途をたどっていた中、いち早くこうした対応があるとついつい応援したくなりますね。
うちなーの翼、日本トランスオーシャン航空に乗って。1日の締めくくりができました。
やっぱり飛行機…乗れば乗るほど味のある乗り物です。