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アンラーニング奮闘記

もう11月も目前になりさすがに寒くなってきましたね。
前回の投稿から少し時間が空いてしまったのですがその間怒涛の日々を過ごしていました。
1社目の時によく、脳に汗をかく、という言葉をお客さんから聞いていたのですがまさにこういうことか〜と感じています。
そんなこんなで最近は自身のアンラーニングについて考えることが多いので、そのことについて今日は取り上げたいと思います。

勘違いアンラーニングの話


アンラーニング、特にベンチャー界隈では必ずと言っていいほど求められますよね。
私は1社目の時に業界、職種、企業規模をガラッと変えるような転職支援をしていたので、その重要さをよくお客さんから聞いていました。
自分の1回目の転職の時は職種は一緒でしたが企業規模、フェーズが異なるのでアンラーニングアンラーニングアンラーニングアンラーニングアンラーニングこそ全て!!という気持ちで2社目に臨みました。

アンラーニング(Unlearning)とは、日本語では「学習棄却」や「学びほぐし」を意味する言葉です。 棄却という言葉からは「忘れる」「捨てる」という意味が連想されますが、アンラーニングの意味は、学習によって得られた自身の価値観の認識と取捨選択、そして新たな知識やスキルの習得による学びの修正です。

アンラーニングの意味とは?リスキリングとの違い - パソナ

結論から言うと、当時はアンラーニングを履き違えていました。
当時の自分は「郷に行っては郷に従え」と近しい解釈をしていたんですよね。

よその土地に入ったならばその土地の風習を尊重してそれに従った方が良いという事を意味する。文化の異なる所に入って行ったならばそこの文化を尊重して、むやみに自分たちの文化を持ち込んではならないということである
現代社会においては、転職などをすることによって新しい職場に入社した際には、今までのやり方を押し通すよりも新しい職場でのやり方に習った方が良いという時などに用いられている。

Wikipedia

自分のやり方は一旦置いといて、まずは周囲のやり方を吸収したい、と受け身だったと思います。
でも会社自体はまだ型などは存在しないフェーズで、当時の上司に「そういうの無いからとりあえずやってみて」と言われても、「ほなやってみますわ!」とはできず、「とととととりあえずと言われましても、、、自分のやり方を捨てるのが正しいと思ってたんですが、、、」という気持ちでした。
でもそうやって足踏みしている間に過ぎてしまう時間や機会が、ベンチャーでは大きな損失なんですよね。
何も自分から生み出せてない苦しさがあったのですが、何も発信していないので当然です。

心理的安全性がアンラーニングを助ける、かも!


その反省も踏まえて、ミライフでは最初の2-3ヶ月はとにかく外してもいい、どう思われてもいいから、自分の頭に出てきたことをアウトプットすることを一番大事にしていました。
前職の上司の「頭の中にあるだけでは仕事において価値にならない」という教えも響いていました。
入社したばかりでまだできる価値提供が少ないのは当然ですが、中途として採用されている以上なにかできるはずだし何か発信しなければ、そんな思いで過ごしていました。
仕事において、本来周りの反応や受け止め方を気にしすぎる自分にとってそれができたのは、自分がこれまでやってきたのと近い役割・業務から始められたことと、心理的安全性が大きかったです。

心理的安全性はミライフがとても大事にしていることで、入社前は心理的安全性めっちゃ大事にしてるんやなーいい会社やなー位に思ってたのですが、自分が何を発信してもまずは受け止めてくれ、肯定してくれたことが自分にとっては背中を押された感覚がありました。
入社してみて1週間位でこの会社心理的安全性えぐ!!!と思い、1ヶ月位で心理的安全性めっちゃ大事!!!!と思いました。

アンラーニングの壁は高い


4ヶ月目からは、業務や環境にも慣れ、自分のこれまでの知見が役に立つシーンがある、という手ごたえも感じつつあったところで、ここでまたアンラーニングの壁にぶち当たるわけです(ちなみに6ヶ月目に入りますがまだ全然壁です。)これは自分の性格が顕著に出ていると思うので、共感を得られる人が限られるかもしれないのですが。。

なまじ多少の手ごたえを得てしまったもので、自信が若干のプライドという歪んだ形で顔を出し始めたんだと思います。
自分がやりたい、と思うことと周囲から提案を受けることの折り合いがつけられないことが出てきました。まだそんなに驕ってるつもりはないですし、頭では周囲の提案の意図やメリットも理解をしている、でも気持ちが追いつかなくて受け入れられない、行動に移せない、そんなことがありました。
ちなみにこれは1日半くらいたったら気持ちがすっきりして提案も前向きに受け入れられるようになりました。もう少し時間かかると思ったのでこれは自分でも意外でした。
考えの相違でなくても、元来考えてから行動する癖が染みついていたので自分でやった方が良い、やるの簡単、時間かからない、と思っていてもなぜか言語化できない心理的ハードルが出現することもあります。
これはまだ格闘中の領域なのですが、おそらく思考と行動の連動のさせ方を変えていく、アンラーニングしていく必要があるんだと思います。
これは最短で変えていくにはどうしたらいいのか、結局慣れるしかないんですかねえ(模索中)

ということで、アンラーニングをテーマにはしたものの、まだクリアできていないので中途半端な着地になってしまったのですが、石橋叩くタイプの方とかお作法の決まった世界にいる方とかには共感・ご参考いただける内容があるでしょうか。あってほしい。ないとただの成長(予定)日記になってしまう。
無事、思考と行動の連動をアンラーニングすることができた暁には、続編としてまた書きたいと思います。

絶賛奮闘中の私に親近感を持ってもらえた方はよかったらお話ししましょう!

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