マオタイ酒の体験館。
少し前に通りがかり、気になっていた茅台(マオタイ)酒の文化と歴史が学べるという茅台体験館に行ってきました。
マスコットがお出迎え。
入場料は無料でしたが、入場時間が13:30〜の回、15:30〜の回、など限られています。
いろんな展示がありました。
茅台酒の歴史や作り方についての説明。
ミニチュアによる製造工程の説明。
歴史や作り方については、少し検索すると日本語でもかなり情報が出てきます。
日本でも多くの愛飲者がいるようで、ファンサイトのようなものもありました。
最近は、製造元の貴州茅台という企業が、国際化にも力を入れており、40億元程度の年間輸出額になっているそう。
ただ、近年急に知名度が上がったわけではなく、日本ではやはり、1972年の日中国交正常化式典で、田中角栄首相と周恩来総理が茅台酒で乾杯した時に広く名前が知れ渡ったようです。
いろんな展示があるのですが、色とりどりのパッケージと瓶が並ぶ部屋が壮観でした。
このパッケージは、もっともポピュラーのような気がします。
こちらは、2010年の上海世界博覧会の中国館をモチーフにした瓶。
体験館というだけあり、「飛天」という高級種の香りを楽しむ事ができます。
ふんわり、フルーティーで良い香りでした。
カフェも隣接しており、茅台アイスクリームや、茅台酒が数滴入った中国茶も楽しめます。
アイスクリームは、スーパーでも同じものを見かけた事があるのですが、同じ値段(66元=約1300円)でした。
今回は、中国茶の「桃之夭夭」を飲んでみました。36元でした。
店員さんには、「かなりアルコール分を感じると思いますよ。」と渡される時に言われたのですが、そうでもなかったです。
なんだか物足りなくて、本物が欲しい気持ちになってます。
巧みな戦略にはまっているかもしれません(笑)。
このような体験館は上海のみならず中国各都市にあるようで、展示内容や体験内容は違うようです。
試飲させてくれるところがあるといいのですが、なかなかないかもしれません。