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【香港旅2024冬】沙頭角へ

香港滞在2日めに、沙頭角へ行ってみた。
訪問の1ヶ月前までに香港警察のホームページから許可証を取得。 
グーグル翻訳に助けてもらいながら申請した。

中国本土との境に位置する「沙頭角」は、以前はそこの住人または住人に知り合いがいる人に限り、許可証を得ることができた「禁区」。今も「禁区」に変わりはないけれど、近年一部分だけ旅行者にも公開してくれるようになった。

宿がある「黄竹坑駅」から「金鐘駅」で東鐵線に乗り換え「上水駅」へ。

そこからK55 沙頭角行きのミニバス。

終点「沙頭角巴士總站」のひとつ手前で警察官の検問を受けた。申請時の身分証にパスポートを使ったので、「許可証とパスポート」を提示して無事禁区内へ。(ちなみに検問は帰りもあり。とはいえ提示したらすぐ「噢、歡迎☺️」と一応形式上の確認という感じだった。)

平日の朝のうちに訪れたこともあり、そこには「静かな日常生活」があった。


私みたいな見物客や学校の郊外学習らしき一団、ツアー御一行様とも、所々で一緒になったりはしたが…。

とにかく、住民の方々のお邪魔にならないよう、そっと見学させていただいた。

「中英街」という、「ここから先は新たに許可証がいる所」にも行ってみたけれど、警察の立派な検問所があり、警察官も数人待機していてちょっと緊張!

だから写真は撮れなかった。たぶん「撮っていいですか?」と聞いてみたら、アングルとかによってはたぶん良かったとは思うが(YouTube動画などにもこの辺りを映したものが何本もあった)、何となくその場の空気に気圧されて、瞼の裏にしっかり焼き付けただけにした。

この日はお天気に恵まれ、とりわけ埠頭とその周辺の、海が広がる景色が心にしみた。

香港は、世間一般的に「百万ドルの夜景」「立ち並ぶ高層ビル群」「世界中の高級料理店が集結」など、リッチでゴージャスなイメージがあるが、それだけじゃなく「オールOK!」な「多様性」が魅力的だなぁと常々思っている。

そしてこのような面を持つ香港旅は、私にとって「枠に囚われず人生を謳歌せよ!」と励まされる場所なのである。

だからだろうか…?

何回行ってもまたしばらくすると、とても恋しくなるのが香港なのである。

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