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体臭と香害を天秤にかける

年齢を重ねる毎に肉体の衰えを感じることが増え、まさか自分がなるとは思いもしなかった病気を発症する(痔とか)。
座りすぎの生活は思っていたよりとても不健康であると知る。

しかし、衰えとは裏腹にむしろ冴えわたる感覚がある。
嗅覚である。
他人とすれ違った際に匂いを強く感じることが増えた。女性はいい匂いするし、おっさんはちゃんと臭い。
そして暑い日には自分の汗臭さに気づき不快に感じることも多くなった。

いや、はたして本当にそうなのか?
女性からいい匂いがするのは男の感覚としては当たり前という認識がある(勝手な思い込みかも知れないが)。というか、いい匂いを通り越してちょっとキツい。ニオイケア商品の使いすぎではないか?
だがおっさんとすれ違ったときに感じる酸度の強い匂いと、劣化した油のような入り混じった不快な匂い。夏場のエレベーター内は本能的に呼吸が浅くなる。
それに比べたらニオイケアでキツいほうがマシなのか?
おっさんを臭いと感じるのは老若男女が共通認識。だがちゃんとニオイケアしてるイケおじがいることも忘れてはいけない。

夏場に限らず汗をかいた時に自分のシャツがくせぇなって気づく時があるが、年々その頻度が増している。
もしかして嗅覚が冴え渡っているのではなく、単に自分の体臭がキツくなってるだけなのでは?
洗濯機とか洗剤の性能も多少疑いはしたが、一日中匂いを誤魔化すほど洗濯に期待はしていない。

わりと由々しき事態である。
早急に手を打たなければ。このご時世スメハラとか言って、いつ後ろから刺されてもおかしくない。
臭くなることは仕方ないと言われるが、正直臭いと認識された時点で迫害の的にされる。
かと言って香水とかに頼りすぎると、香害と呼ばれる症状で困ってる人に迷惑になる。

柿渋を使うと加齢臭抑えられるって聞いたことがあるからこれから試していこう思います。

夏は嫌いだ。

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