【アート】北斎 グレートウェーブ・インパクト ー神奈川沖浪裏の誕生と軌跡ー@すみだ北斎美術館|感想
JR両国駅から徒歩10分。
はじめて訪れたすみだ北斎美術館。
海外からの観光客もたくさんいました。
日本人来館者の年齢層は高めで、この日は50〜60代がボリュームゾーンでした。
特別展 北斎グレートウェーブ・インパクト ー神奈川沖浪裏の誕生と軌跡ー
この日は夫との待ち合わせまで時間があったので、ひとりで特別展を観てきました。
美術検定の勉強をはじめてからは、少しずつ日本美術にも興味の幅が広がってきています。
特別展の展示作品はすべて撮影不可だったので、画像でご紹介することができませんが、北斎をはじめ、いろんな人が描いた波や富士山の版画が展示されていました。
新お札の紹介コーナーもありました。
北斎の絵は、やはり構図の大胆さとプルシアンブルーの美しさが印象的。、
全体としては、江の島の絵が多く、私にとっても馴染みのある場所なので(大学時代によく遊びに行った)、情景が目に浮かんできて楽しかったです。
細々と描かれる人々には輪郭線がくっきりあって、それがいかにも日本的でいいなぁと思いました。
余談ですが、絵の中の人々は禿げているおじさんが多かったです。なんで?
用紙が破れてしまっているものも多く、レプリカなのに保存状態があまり良くなかったのかな?と少し疑問に感じました。
常設コーナー
常設展は撮影OKでした。
この部屋には大きなタブレットが10台ほど置かれていて、自由に操作して絵の解説を読むことができました。
美術館への意見
はじめて訪れたすみだ北斎美術館ですが、正直に言うと、美術館としての満足度は低めでした。
まず、館内の動線が悪いです。
でもこれは改善するのが難しそう。敷地面積が狭いですからね……。
次に、展示品がほぼレプリカなので、わりとがっかりしてしまいます。(版画なので何枚も擦れるとは言え)
さらに、館内がしゃべり声でかなりうるさかったです。狭いので反響しやすいというのもあるかもしれません。
静かに鑑賞できるよう係員さんに配慮していただけると、さらに良くなるかと思いました。