【本×アート】美術検定対策|最近読んだ美術本4冊
美術検定に向けて勉強を進めております。
(これがめちゃくちゃ楽しい!)
今日は最近読んだ本の中から4冊をご紹介したいと思います。
「知識ゼロからの西洋絵画史入門」
山田五郎さんはやっぱり間違いありません。
この本のおかげでとっ散らかっていた私の美術史の知識が一本にまとまって、スルスルと頭に入ってきました。
美術を学ぶなら絶対に山田五郎さんです。
全力で推します!
「改訂版 西洋・日本美術史の基本」
美術検定公式テキストです。
これが学生時代の歴史の教科書さながらで、圧倒的につまらなかっ…あ、いや、もうちょっとマイルドな表現がいいですね、えー、事実を淡々と書いてある類の本なので、エンターテイメント性は皆無でした。
本文で紹介されている絵もテキストには載っていないものが多く、読んでいても頭に入ってこなくてわかりにくかったです。
でも情報量は多いので、ここから試験に出ると言われれば覚えるしかありません。
繰り返し学習あるのみです。
「神々を知ればもっと面白い!ギリシャ神話の教科書」
私が本選びに失敗したのか、ギリシャ神話がややこしすぎるのか、どっちなんだろう。
Amazonでの評価は高かったので、単に私に合わなかっただけの可能性もあります。
ギリシャ神話の知識はほぼゼロで読み始めたのですが、数えきれないほどの神々が出てくることと、関係性が複雑すぎることから、すべての文字が頭の中を通り過ぎていくだけのような感覚になりました。
さらに神々のエピソードが無数にあるのですが、どれもこれも下世話な上に特におもしろくもなく、読むのが苦行のようでした。
私には非常にわかりにくい一冊となってしまったので、ギリシャ神話は別の本で学びなおしが必要かもしれません。
「絵を見る技術 名画の構造を読み解く」
これは素晴らしい良書です。
この本のことは前から知っていましたが、難しそうだと勝手に思い込んで手に取ることすらありませんでした。
ところが先日本屋さんでパラパラとページをめくってみると、とても平易な文章でわかりやすく書かれていたので即買いしました。
これまで知らなかった絵画の見方をたくさん学べて、見る力が養われたように思います。
まだ読んだことのない方すべてにおすすめしたい一冊です。