佐藤可士和展へ
こんにちは!
ROXデザイナーの飯塚です。
コロナ禍で外に出る機会が減り「インプット < アウトプット」となりがちな今日この頃。。
そんな中、テレビ「カンブリア宮殿」で、クリエイティブディレクターの佐藤可士和さんの仕事を拝見し、これは行くしかない!刺激を求めて外に出ようとコンビニの売り場で展示会のチケットと共に、一番高いマスクを購入して、万全の感染対策の元?週末に国立新美術館へと足を運んできました!
佐藤可士和さんは、クリエイティブディレクターという名のもと、グラフィックデザインから幼稚園・病院のトータルプロデュースまで、幅広くご活躍。今回の展示会が開催された国立新美術館のロゴマークも同氏が手がけたものです。
ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築、コミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発まで行い、デザインに留まらない仕事の幅でありながら、デザインの力を存分に発揮。
もちろん、多方面にわたる優秀なスタッフを抱えて仕事をされていらっしゃり、個人だけの力ではないとは思うものの
展示会に先駆けて公開された動画やインタビューでは、クライアントの楽天、くら寿司、釣り具メーカーの社長や、幼稚園の園長先生とのやり取りを拝見し、「ビジネスマン」としての姿と
展示会の前半部分での学生時代の作品や、後半のインスタレーションでは、素晴らしいバランス感覚とダイナミックな作品を拝見し「クリエイター」としての姿
「ビジネスマン」「クリエイター」二刀流で力を発揮できるのがすごいんだなと僭越ながら感じました!!
また、クライアントに対してとにかく聞く作業を徹底的に行っていた姿も印象的。話を聞いたり、現場を見たり、現状を把握したりしていく中で、会社や事業の本質をとらえ、新しいことを打ち出していく。
受け身で仕事をするのではなく、積極的に聞いて、動いて、考えて、提案する!という姿には力をもらったし、そうありたいなと思いました。
YouTubeの動画も沢山挙げられていて、それを見ているだけでもとても楽しい。動画にも展示会にも言えることですが、見せ方がプロジェクトごとに違い、それぞれに適した表現であること。このあたりも素晴らしいし、勉強になっているところ。
「団地の未来プロジェクト」
UR都市機構との取り組み、建築家隈研吾さんと
「佐藤可士和×ふじようちえん」
園長先生の想いをカタチにするプロセスがとても面白い。建築家 手塚貴晴さん・由比さん設計の幼稚園
ーーー国立新美術館のロゴマークでデザインされたグラスをお土産に
一緒に買った本、YouTubeに公開されている動画を視聴して、しばらくはお家時間でインプットに困ることなく過ごせそうです。