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【サイト分析】「みん100」からユーザーのモチベーションを高めるUIを学ぶ

先日、テレビ番組を見ていたら「みん100」というウェブサイトが紹介されていた。ユーザーが100円ショップで売ってほしいアイテムのアイデアを投稿し、採用されると実際に商品化されるという仕組みのサイトらしい。
今回はそんな、生活者とメーカーが繋がるプラットフォーム「みん100」から、アクティブユーザーの心を掴む工夫について紹介したい。

モチベーションに繋がる数字

みん100では、①ユーザーがアイデアを投稿し、②他ユーザーが応援し(気に入った・共感したアイデアに“いいね”)、③商品化という流れで構成されている。

そのうえで欠かせないのは、なによりもユーザーによるアイデア投稿。「ほしい募集中」タブには生活者から寄せられたアイデア投稿が集まっており、各投稿に「ほしい!」票の現在獲得数と、あと何票で商品化検討に進めるか?のカウントダウン数が表示されている。

こうして、「評価」が明確に数値化されていることで、投稿者が自らのアイデアをSNSでシェアしたり、次々に新しいアイデアを投稿したりするモチベーションへと繋がっているのだと思う。

不安解消に繋がる数字

同じく、票が一定数集まり「検討中」タブへと移行したアイデアについては、商品化への進捗が%で表示されるようになっている。こちらは、「自分のアイデアはちゃんとメーカーに通っているのだろうか…?」「企画化はどのくらい進んでいるんだろう…?」というユーザーの不安を解消してくれる要素となっている。

達成感に繋がる数字

そして、最終的にアイデア化されたものについては「できたよ」タブで紹介され、誰のアイデアが商品化したか?いくつ売れたのか?というところまで見られるようになっている。
売上数までわかるとかなり達成感を得ることができ、また投稿しよう!というモチベーションにも繋がるはずだ。

まとめ

みん100のように、特に報酬などなく、ユーザーの「やる気」に支えられているプラットフォームでは、いかにモチベーションを高めるUIにするか?
という視点は重要な要素だと再認識した。

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