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【サイト分析】緑効青汁LPサイトの口説き方
CMでもよく見かける緑効青汁のLPサイトをよく観察してみると、商品訴求の観点でほほう…と思わされる工夫があったので紹介したい。ページのセクションごとにコンテンツの役割を分析し、“口説き方”を考察してみた。
メインビジュアルで
「青汁=まずい」イメージを払拭
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モデルから察するに、恐らくターゲットは「健康に綺麗になれる生活を目指す働き盛りの30~40代女性」といったところだろうか。「まずい!もう一杯!」みたいな宣伝文句で浸透してしまった「まずくて続かない」というイメージを払拭し、美味しく健康的な生活を送れるイメージを訴求することで、商品への興味を喚起している。
具体的なシチュエーションで親近感を喚起
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メインビジュアルで興味喚起したところで、青汁を生活に取り入れるシチュエーションを具体的にイメージさせ、ターゲットの生活にマッチした商品であることを訴求している。
「なんか良さそう」と思わせる商品紹介
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次のセクションでは、「緑効青汁のヒミツ」や「取得特許」の説明を通じて、ざっくばらんな魅力説明で商品理解を促しつつ、商品のメリットを伝えている。
人によってはこの段階で「なんか良さそうだからとりあえず試してみよう!」と常時表示の「無料サンプル」をクリックするかもしれない。
「強い数字」をサブリミナル訴求
特徴的なのは、ここから各コンテンツにサブリミナル的に差し込まれていく「広告」である。これらの広告は、含まれている情報は同じだが、ビジュアルと強調する要素が少しずつ変えられている。
例えば、こちら第一弾の広告ビジュアルは、青汁によって得られる「心身ともに美しい生活」を訴求するようなデザインになっているが、
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その次に別セクションに差し込まれているビジュアルでは、青汁によって得られる「健康的な生活」に焦点を置いたものになっている。
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そしては最後、申し込みセクションの手前に置いた広告では「日本一」を強調し、購入の後押しを図っている。
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このように、「売上高No.1」「累計25億杯」「ご愛飲者数300万人以上」といった力強い数字を、形を変えて何度も視界に入れることで、商品の良さをアピールしているのだと思われる。
「ちゃんと良いんだ」にランクアップさせる商品紹介
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ここでは、序盤の商品説明でふわっと「なんか良さそう」だった商品イメージを「ちゃんと良さそう」ぐらいまで引き上げる商品の説得性が説明されている。「青汁のヒミツ」セクションでは味や素材の良さなどを含めたざっくりとしたメリットを訴求していたが、ここでは配合成分を深堀りすることで商品の効能を訴求している。
緑効青汁=「美しい生活」のイメージを想起
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ここでは、購入する前に青汁をお試しで味わえる場として店舗情報が記載されている。ターゲットのアンテナにひっかかる「オーガニック」「スーパー・ボタニカル」などのキーワードを散りばめ、インスタっぽいビジュアルで丁寧かつ健康な生活を想起させることで、緑効青汁へのロイヤリティを高めていると考える。
申し込みへのお気持ち盛り上げフェーズに突入
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ここからは、本サイトのゴールである申し込みに進んでもらうまでの「(ユーザーの)お気持ち盛り上げフェーズ」に突入している。もうほぼ購入寸前まで行っているお客さんに対し、魅力情報を小出しにすることで背中を押している状態だといえる。
1つ目の説得材料は、購入者である方の生の声を伝える「お客様の声」。「離乳食のころから飲ませている息子も今や高校生!」みたいな声など、つい「そんなにいいなら…」と思わせられるようなコメントが紹介されている。
そして2つ目の説得材料が「日本一」を訴求する広告。日本一という揺るぎようのない事実により、「買っても損しないだろう」という安心感を与えている。
タイプ別のパッケージで確実な購入を促す
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そして、購入への気持ちを固めてもらった段階でタイプ別のパッケージを用意し、値段で迷っている人に選択肢を与えることで、確実に「購入」へと導いている。
まとめ
商品購入をゴールに置いたLPサイトはだいたい同じ流れになっているものが多いが、要所要所で差し込まれる広告や各訴求セクションの配置順など、コンテンツの意図までじっくり考えてみることで、そのブランド独自の戦略が見えてきた。今度は緑効青汁の競合でも比較分析してみようかなと思う(願望)。