海の京都旅行記 -舞鶴・天橋立・伊根-
美味しい海鮮丼が食べたくなったので日本海側へ行ってきました。
京都市を朝8時に出発し、R162で美山、大野ダムへ抜けてR27で舞鶴へ。京都にも海はあるんですよね。
01 漁師小屋(京都府舞鶴市)
ネットやSNSで話題の有名店があったのですが結構待つことになりそうだったので、今回はこちらへ。
地元の居酒屋さんといった感じでこじんまりとしたお店でした。
お目当てはやっぱり海鮮丼。他にも定食なんかがあったり、この地方の名物のばら寿司もありました。
店名を冠したこの海鮮丼にしました。普段内陸のお刺身を食べているので、海が近い地域のお魚は美味しかったです。
02 五老ヶ岳公園(京都府舞鶴市)
ランチを終えて次の目的地の前に寄り道。小高いところにある公園で西舞鶴から東舞鶴の海沿いがよく見え地形が分かります。天気も良く気持ち良かったです。
03 舞鶴赤レンガパーク(京都府舞鶴市)
観光地として有名になってきましたが、元々は海軍の倉庫で魚雷とか保管してたところです。1900年〜1921年にかけて建築された倉庫群で100年以上前の建物です。
一部の倉庫はカフェやお土産屋さんになっていて入ることが出来ます。舞鶴には今でも海上自衛隊の基地があり、海軍の町でもあります。
海軍といえば毎週金曜日に食べているというカレー。イギリス軍から伝わったとも言われクラシックなレシピを再現したカレーもありましたが、今回は現代的なカレーをチョイス。
もっとドロドロしたカレーかと思いきや、シャープなお味で美味しかったです。揚げたじゃがいもやにんじんもナイス。
04 槙山砲台跡(京都府舞鶴市)
軽自動車一台分幅の堆積物だらけの道を進んだ先にある砲台跡。舞鶴は海軍の軍港でそれを守る要塞として砲台が設置されました。こちらの槙山砲台は1900年に作られたものです。
掩蔽(えんぺい)とはシェルターのようなもので敵の攻撃から身を守る施設です。120年前の建物でやはり荒れています。敷地内にはNHKの設備もあるみたいです。
現在ではパラグライダーの発射台になっているみたいで、由良川の河口が良く見えました。
05 魚源 西舞鶴店(京都府舞鶴市)
夜はお魚が食べたくなったのでこちらのお店を予約。舞鶴はそれほどお店が無く一部のお店に集中するので予約は必須。お値段はそれなりにしましたが美味しかったです。
やはり新鮮なのか美味しい。特に炙ったサワラが絶品でした。ブリも有名な地域です。
これも美味しかった。なめろうで赤味噌を使うのは珍しいのかな。日本酒が進みました。
へしことは福井県〜京都府の日本海側でみられるサバのぬか漬けです。塩味が強いですが熟成された味わいでチビチビつまみながらお酒を頂きます。
舞鶴は万願寺とうがらしも有名です。ししとうの大きいものみたいなイメージです。立派な万願寺を天ぷらで頂きました。
とろりとしたあん肝でさらにお酒が進みました。
土えびはあまり聞き慣れないエビですが、正式にはクロザコエビといって漁獲量が少なく時間が経つと変色することから産地でしか消費されていないエビだそうてす。お味はこれも絶品。海に来た甲斐がありました。
06 ドライブインダルマ(京都府舞鶴市)
西舞鶴で宿を取り、霧の中2日目スタートです。宮津方面へ向かう途中にダルマへ寄り道。
ドライブインという文化自体が“昭和”のイメージてすが、それが現在まで残っていることが凄いです。2004年に横を流れる由良川が氾濫して浸水被害にあったにも関わらず、です。
中にもクラシックな自販機があります。お金を入れると、麺と具が入った器が出てきて自動で湯切りをしてスープを入れてくれる機械です。レトロな味わいが良いですね。
ホッとするどこか懐かしい味わいのラーメンでした。チャーシューは自家製だそうです。
07 天橋立ビューランド(京都府宮津市)
宮津市へ入り日本三景として有名な天橋立へ来ました。
リフトに乗って展望台へ上がると絶景が待っていました。白砂青松が織りなす風景は綺麗ですが、雪の天橋立も見てみたくなりました。
また股のぞきと言って、上体を前屈させ自分の股の間から景色を眺めると、海が空に見えて天橋立が天に舞い上がる龍のように見えることから飛龍観と呼ばれています。
立命館大学の東山教授によると「股のぞきによって遠くのものが小さく見えたり、距離が圧縮して知覚したりする」そうで、この股のぞきの研究でイグノーベル賞を受賞して話題となりました。
08 舟屋食堂(京都府与謝郡伊根町)
天橋立を後にし、伊根へ。「弁当忘れても傘忘れるな」と言われる地域だけあって雨が降ってきました。
駐車場に車を止め目の前にあった舟屋食堂さんへ。ブリしゃぶにも惹かれましたが、やっぱりお刺身。特にサワラが美味しく海の幸を堪能。
09 伊根の舟屋(京都府与謝郡伊根町)
伊根と言えば舟屋(ふなや)。海に面して建物が並び、1階部分が舟庫となっているのが特徴です。2階は漁具置き場として使われていました。
道を挟んだ山側に住居を構え生活はそこで行っているそうです。
そして国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。
穏やかで気持ちの良い風景が広がります。Instagramでも人気のところで、多くの観光客が訪れていました。
10 INE CAFE(京都府与謝郡伊根町)
散歩してこちらの気になっていたカフェへ。ちょうどお昼時ということもあって20 分程待ちましたが素敵なカフェでした。
ケーキとコーヒーを飲みながら眺める海は最高でした。
11 舞鶴港とれとれセンター(京都府舞鶴市)
帰路の途中の寄り道。道の駅で海産物を取り扱っています。干物などその場で焼いてくれてテーブルで頂くことが出来ます。またゆっくり来たい。