何かを挑戦することに年齢は関係あるのか。
自分が学生の頃とは世の中は流れが変わった。自分が中学の頃であればガラケー全盛期。ネットの使いたい放題や着うたが新しいサービスであった時代。多様性のない受け身な正に無知な学生時代であった。高校時代、大学時代になっても多様な選択肢を考えることすらできなかった。典型的な日本社会のレールに疑問を持たなかったパターンである。
しかし、20歳になる直前に始めた塾講師という仕事と出会い、自分で何かを考える事や多様な社会の価値観を得るきっかけを得た。それは中学受験を行う子供達である。自分も中学受験を挑戦したが、失敗した。そこまで本気でもなく、対策もしておらず、流されただけであった。しかし、講師として接した子供達は信念を持っていた。こうやって年齢は違えど大きな刺激を受けた記憶がある。
この塾講師での出会いと刺激をきっかけに自分は変わることができたと思う。年齢なんて関係ない。そう思い社会のレールから外れる選択に躊躇がなくなった。今の若い世代には学べる選択肢が多様にある。それは学習塾だけでなく、学校に通学する選択肢以外にもネットで学べる。こうゆう時代に生まれたかったとも思うが、時を戻すことはできない。
時は皆平等に与えられているもの。どんなお金持ちや成功者でも、自分のような凡人であっても1分1秒は同じ。タイムイズマネーであるので1分単位の価値は異なるかもしれないが、時は平等である。だからこそ、年齢なんて関係ない。時には我慢は必要かもしれないが、それもやめた。全てを失ってもいい。自分を信じることが大切であると今、30歳になる2019年に思う。
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