たまに来るビターエンドの記録更新
最近の私は物語の登場人物たちに何かと辛い経験などをさせる、「曇らせ」という概念?を見聞きすることに執着しています。
「ビターエンド」もその類のものだと認識しているのですが、何せエンディングって分類がありすぎて適したものが見つからないんですよね。
前置きはここまでにして、最近見たアニメで私の中で記録していた「ビターエンド」が更新されまして、『サイバーパンク:エッジランナーズ』という作品です。ひとつ言えるとするならば、「最高だった。」ですかね。
というわけで、例に漏れず「ネタバレ注意」です。
そこまで深くまでは突っ込んで書く予定はないです。ちゃんとボロが出て指摘されそうなので。
できれば、見たことない人は見て欲しいと思っています。Netflixでのみ配信なので、少しハードルは高い。さらに年齢制限もある。できれば、年齢制限かかってる子たちに、この記事が見つかりませんように……。
【はじめに】
そもそも、記録更新前の作品に関して書いてなかったです。
どこまでがネタバレになるかわからないので、配慮は必要かなと思いました。
更新前は、スマホゲームで配信中の「Fate/Grand Order」のメインストーリー2部6章『アヴァロンルフェ』でした。個人的には物語が結構刺さってしまい、それ以降のストーリーは読めていません。
今回で記録更新したので、そろそろ読み進めていきたいところですが、断言はしないでおこうと思います。
【視聴前】
きっかけは友人との会話中に「曇らせ」がある文章を読むことが最近多いと話したことがきっかけでオススメしてもらいました。
その時の私は飢えた狼みたいなものでしたので、結構食いついたといいますか、「Netflixを契約?それでアニメ見れるなら実質タダ。」と思っていました。あと、一番の理由は友人のこの一言
「アニメ見て、ぐしゃぐしゃになってほしい。」
……見るしかなくない!?今の私にとって、なんと甘美な響き。見ることを即決しました。
結果、その友人と同時視聴まですることになるのですが……。
ちなみに、ゲームをもとにアニメができたなどもその時知ったので、原作未プレイです。申し訳ない。それでも楽しめたのだからいい作品だよ。
【視聴中】
友人と同時視聴(後から1人増えたため、3人で)始めのほうは、合間で軽くひとことやツッコミ、事前にぐしゃぐしゃと言われていたので、不穏な雰囲気があれば「これは、後々やばそう。」的なことをやっていたのですけれど、
世界観も、近未来で色々と発展しているものの格差もある社会でもあり、世紀末だった。実際ヒャッハーしてる見た目のキャラクターもいました。
1話から主人公にとっては、なかなか辛い境遇となる場面もあったので、「こういうの求めてたんだよ。ただ、1話からやるかね?」とは思ってました。
そこから、主人公がとあるものを出来事をきっかけに、学生からとある裏社会のグループに所属して活動しながら、恋愛もする。恋愛要素はね、ビターエンドとしてはある意味辛くなりえる要素ですから、最終話でどのように影響してくるのか、わくわくはしました。
ターニングポイントは6話。
事前にぐしゃぐしゃになる話数は伝えられてたこともあり、多少ハードルは上がっていたのですが、軽く飛び越えていきましたね。
主人公の所属するグループのリーダーとその右腕のような人物が死んじゃうのでね。いやぁ、6話見終わった瞬間、見るのやめようか検討するほどだった。人が死ぬこと自体は結構あるアニメではあったので、どちらかといえば、感情移入が強めに入っちゃった感じです。いや、流石に感情移入するよ?
それ以降同時視聴中の発言もほぼない。あってもOPの間ぐらい。集中しすぎ。
リーダー不在のグループで主人公がリーダーになって、色々と強くなったのはよかった。ただ、不安要素もでかくなる。主人公とヒロインの関係もギスギスしてる。正直求めてる展開だけど、ダメージはしっかり食らうから、蓄積ダメージがあった。
主人公とヒロインがギスギスしている間に、チームで主人公のことを支えていた娘がいるんですけど、これがまた良い子なんだ。友人の1人はその子をに結構感情移入してたみたいでしたね。
最終話。結末としては、主人公率いるチームメンバーは、ほぼ全滅。ヒロインは生き残っちゃったね。主人公は死んだけど……。
ただ、事前に書いた主人公を支えてくれていた子も死んだんだけど、殺され方がまた辛い。友人は壊れちゃったね。仕方ない。
視聴直後、友人とみんなで深いため息をついてた。作品としてよかったけど、とにかくつらい。もうぐっしゃぐしゃ。
ちなみに、途中の挿入歌は英語なんですが、日本語訳はさらに追い打ちをかけてくる。アニメ見た後に見て欲しい。YouTubeにあるみたいだから。
【視聴後】
大体こういった作品を見た後は数日引きずるんですけど、もちろん今回も例に漏れず。挿入歌を思い出す度に泣きそうだった。
今思い出してみても、主人公は最後まで他人の思いを背負って、そしてヒロインに主人公の思いを託して退場した。それが一番のぐしゃぐしゃだった。最後の場面でヒロインが月に行くシーン。最初はヒロインだけの夢だったけど、主人公と一緒に叶えたい夢になって、けど叶わず。はい。今思い出して目がウルウルしてきてます。
主人公はさ、色んな人の思い、夢を背負いすぎてたよ。それが悪いことではないけれど、ヒロインにそこそこ重い呪いを託したようなものだったから、なおさらキツイ。心の容量ぶっ壊れちゃうよ。
【結論】
ビターエンドって人によっては好みが分かれるもので、『サイバーパンク:エッジランナーズ』もそうだと思います。でも言いたい。
本当に最高のアニメでした!!!
ぐしゃぐしゃにされたし、未だに引きずってるところはあるけれど、それを全てひっくり返せる。何ならおつりがくると思う。頻繁に視聴していいジャンルではないと思うけれど、落ち着いた頃にまた見返したいと思います。
そして、このアニメを教えてくれた友人には感謝しかない。本当にありがとう!
最後に、『サイバーパンク』新作アニメ楽しみにしてます。
また、ぐしゃぐしゃにされる日が待ち遠しいです。
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