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【産業医向け】労働衛生コンサルタント試験を「筆記試験免除」で受験するために必要な2ステップと注意点【2025年度版】

労働衛生コンサルタント試験は、筆記試験と口頭試験の2段階で行われるわけですが、産業医の場合、「筆記試験を免除」してもらい、いきなり口頭試験を受けるということもできたりします。

ただ、そのためには「必要となる条件」があり、しっかりと手続きを踏んでおりませんと、「免除」とならないため、注意が必要です。

そこで今回は、どのようにすれば確実に、労働衛生コンサルタント試験を「筆記試験免除」で受験することができるのかについて解説したいと思います。

なお、産業医としての実務のいかんは問いませんので、「本業は臨床医のペーパー産業医(認定産業医の資格だけ持っていて、実務はやっていない)だけど、労働衛生コンサルタントの資格が欲しい」という方も利用できる方法となっています。

STEP1 産業医学講習会の受講

まずは、日本医師会が開催する「産業医学講習会」を受験することが必要となります。これは本来、認定産業医の資格を更新(5年ごとの更新が必要)するため、単位取得を目的として受講するものです。

ですが、この「産業医学講習会」を受講しますと、特典の一つとして「筆記試験免除」で労働衛生コンサルタントの試験を受験することができます。

開催要綱 にも、「本講習会を3日間受講された方には修了証が交付され、労働衛生コンサルタントの筆記試験が免除になります」と記載されておりますので、念のためご確認いただければと思います。

なお、

・開催日:令和7年8月1日(金)~8月3日(日)
・会場:日本医師会館 大講堂、小講堂(東京都文京区本駒込2-28-16)
・受講料:日本医師会会員 15,000円 非会員 27,000円
となっております。

受講人数のキャパは550名ですので、「受講できなかった…」とはなりにくいとは思いますが、ぜひ早めの申し込みをしておくことをおすすめします。

5月12日(月)9時30分からの申し込みとなりますので、当日の定刻となりましたら、すぐに申し込みをしておきましょう(ぜひスマホのカレンダーなどのスケジュールアプリに入力しておきましょう)。

3日間、なんとか遅刻や早退せずに受講することができますと、修了証をゲットすることができます。

以下では、さらに「必要書類の準備」「注意すべきポイント」についてお知らせしたいと思います。

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