レノファ山口 周南市サンクスデー 武尊鳥居（たけとり）大明神 想いがつながり ８試合ぶりの勝利！
２０２２年８月２０日（土）レノファ山口ｖｓ水戸ホーリホック戦、ここまで７試合勝ちなしのレノファ山口。１ヵ月前から準備してきた、武尊鳥居（たけとり）大明神にかけた地域のみなさんの想いが、この日、スタジアムに届き、見事８試合ぶりの勝利を引き寄せました。
遡ること１か月、周南公立大学の学生さんと竹で作る神社の製作がはじまりました。デザインを考えてくれたFさん。すばらしいデザインだけでなく、毎日 最後まで製作にも携わってくれました。そして製作指導をしていただいた地域のIさん。我々が業務後の夕方１時間程度しかできなかった日中の間に、大部分を製作してくださいました。毎日集まっての作業が、文化祭のような感じでもあり、個人的には、学生の時にこんなに皆で打ち込んだこともなかったので、その日々がシンプルに楽しかったです。
なんとか作りあがってきた時、もう一つの懸案。これ、どうやってスタジアムの運搬するの？・・行き当たりばったりで、ちゃんと考えてませんでした笑。ここでも、「とくちゃれ」でできた繋がりが助けてくれます。以前「とくちゃれ」に参加していた方がＧｒ会社の運送会社にいらっしゃり、直前にも関わらず１０ｔトラックを手配してくださいました。これぞ部門・Ｇｒを超えた 「とくちゃれ」の つながりの賜物。
そして迎えた当日。朝から準備に掛かり、ブースは１５時からスタート。竹クラーベは、今では、かなり認知していただき、行列ができるほどの大盛況でした!
そして、たけとり大明神。最初は、見慣れない竹の神社に人もまばらでしたが・・・
そこから、スタジアムリポーターの兼頭さんやスタジアムＤＪの吉永さんに急遽来ていただくなどしてＰＲ。
すると、徐々に訪れる人が増えてきて、みなさんが８試合ぶりの勝利を祈願しに来てくださいました。
周南市の藤井市長が勝利祈願に訪れたころには、竹の絵馬はびっしり。たくさんのレノファへの想いを感じました。
また、神主に扮した「たぬ助」が、小山社長にもお祓い。小山社長も「これはご利益ありそうだ！」とおっしゃってました。レノファ山口に関わるすべての方の想いが８試合ぶりの勝利を引き寄せるはず・・今日はぜったいに勝てる！そんな期待がバンバンに高まってきました！
そして、試合開始。ブースの片づけをして、そろそろスタジアムに入ろうとしていると・・・
スタジアムから「ウォー！！！！！！！！」というどよめきが！！
そして「ゴール！！！」のＤＪアナウンス。DAZNで見ると田中渉選手の超ロングシュートのスーパーゴールが決まったようです！！
その後、前選手のスライディングは故意ではなかったとは思いますが雨で体が流れて相手選手の足に入り、一発レッドカード。
レノファは、ここで下を向かず、一人一人が気迫あふれるプレーで、一人多い相手の攻撃を跳ね返します。それを後押しするスタジアムの一体感。この日はゴール裏で一部声出し応援可試合。その熱い声援とスタジアム全体の手拍子が、勝利の雰囲気を作り出していました。これぞ、レノファ山口が誇るべきホームの応援スタイル。相手が何度ゴールに迫ろうとも、神がかった今日のレノファのホームスタジアでは相手のゴールが入る気はしませんでした。
そして、試合終了のホイッスル！「よっしゃー！！」感極まり涙が…。
振り返ると、たけとり大明神の力というより、みなさんの想いが通じた！！！そんな最高の試合でした！はじめて試合を観戦した学生さんも、自分たちが仕掛けたことが、これだけ拡がったことを実感したと思います。何より 伝えたかった事は、勇気を持って一歩踏み出し、上を向いて、行動すれば、未来を変えられるという事。
この夏の出来事は決して忘れません。
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