
日経新聞について語ります
※たいした内容でもないし、長いです。
私が初めて夢中になって買ったマンガは一条ゆかり先生の「有閑倶楽部」でした。
小学生の時、お年玉で全巻揃えました。と言っても、昭和の当時は10巻もなかったかも。
一条ゆかり先生の絵は綺麗でゴージャスで、有閑倶楽部の浮世離れした内容が好きでした。
2月に入り日経新聞の「私の履歴書」は一条ゆかり先生が連載されています。
あの有閑倶楽部の浮世離れした内容のヒントやゴージャスな絵の原点について言及されています。
子供の頃の我が家は日経新聞でした。
日経新聞はテレビ欄が後ろから3ページ目で一番後ろではありません。四コマ漫画もありません。折り込みチラシもありません。
中学生になる前に読売新聞も購読するようになった時に知りました。
小学生の時、父親が日経新聞の読み方を教えてくれました。
その時の自分には
「この新聞、難しくて面白くない。新聞に読み方なんてないよ」
心の中で思っていました。
日経新聞の読み方を教える父もまた、新聞をよく読んでいました。入院中は毎日三紙ぐらい買っていて、通院中の待ち時間には日経新聞を読んでいました。読んだ新聞の記事を切り抜きして取ってありました。
しかし、状態がだんだん悪くなり新聞も読めなくなってしまいました。
亡くなるまでの一年半は、口から栄養は摂れず、食べることができませんでした。
父が亡くなった後、父の部屋を片付けていると新聞の切り抜きが出てきました。
切り抜きのほとんどがお料理のレシピや健康に関する記事でした。
なんだか意外でしたが、料理好きの父らしい感じがしました。
で、一条ゆかり先生の「私の履歴書」ですが、日経新聞朝刊の一番後ろのページです。
毎日後ろのページの一条先生の連載から読んでいます。今朝は「有閑倶楽部」誕生秘話でした。
日経新聞はイギリスの経済誌「フィナンシャルタイム」の姉妹紙だそうで、日本を代表する経済紙でもあります。私の感覚では、政治に関して日経新聞が一番フラットに感じます。
さらに、経済だけでなく、スポーツはもちろんエンターテイメントやヘルスケア、教育に関する記事も網羅していて充実した内容だと思います。
ちなみに、テレ東やJ-waveも日経新聞グループだったと思います。
私の夫は私が日経新聞を買ってくるまで日経新聞を知りませんでした。今では私より隅から隅まで日経新聞を読んでます。
紙媒体は衰退の一路を辿っています。新聞を販売しないコンビニもあります。自分もiPadで読んでいます。ニューヨークタイムズも電子媒体の購読者が増えているそうです。
また、ゴミになるからと新聞をとらないご家庭も増えてきています。
しかし私は毎日新聞が届くのが楽しみです。新聞配達の方が来ると
「今日も始まるなぁ」
と前向きな気持ちになり、折り込みチラシでスーパーのチラシをチェックしその日に行くスーパーを決めます。
幼少期に日経新聞の面白さを教えてくれた父に感謝しています。
お子様がいらっしゃる方は、ぜひお子さんに新聞の面白さを教えてあげて下さい。
新聞は、読み終えた後、猫砂の片付けや焚き火の焚き付けに利用できますよ。
いいなと思ったら応援しよう!
