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イムディーナという街

イムディーナ
マルタ島最古の都市。マルタ島中央部にあり、かつては首都であった。中世の狭い静かな通りを持つ城郭都市であり、『静寂の町』の異名を持つ。城壁に囲まれた面積は約8万㎡と小さく、東京ドームの2倍弱である。

Wikipediaより

歴史
イムディーナでの定住の痕跡は、紀元前4000年より前に遡る。紀元前700年頃にフェニキア人によって初めて要塞化された。これは、町の位置が海まで見通せることが可能な島の最高点にあるという、軍事的要所であったことが理由である。マルタがローマ帝国支配を受けると、ローマの知事は自身の邸宅をイムディーナに建てた。60年に使徒パウロは、乗っていた船がマルタで難破した後にイムディーナで暮らしたと言われている。イムディーナという現在の名前を初めて与えたのは、870年頃にマルタへやってきたシチリアのアラブ人によってである。彼らは広い堀と厚い防御用壁を持つ都市を作り上げた。

Wikipediaより

アパートから、公共バスを乗り継ぎ、約1時間かけて到着しました。冒頭のお写真が城郭都市の入り口です。ここにたどり着いた時、時間が分からなくなるような、別世界に来た圧巻の雰囲気でした。


入り口です

10時過ぎの早い時間だったので、人が少なかったです。


中に入ると中世の町並みがそのままです。
馬車が通れるくらいの道幅です

その名の通り、中世の静寂の街並みです。


イムディーナ大聖堂

イムディーナ大聖堂
聖パウロを祀るマルタ初の聖堂
聖パウロに父を救われたことで改宗した逸話のある聖パブリウス。その家の跡地に建築されたマルタ初の聖堂。

マルタ島公式ハンドブックより

と、よくわかりませんが、中に入ってみます。

ステンドグラスですね
よくある聖書の宗教画ですかね
天井も煌びやかですね
とりあえず写真撮りました。
こちらは併設された博物館の展示品です。

この教会は、その日は地元の方がお花を飾っていました。何のためにしているのか聞いてみると、結婚式の準備だそうです。

その後、バレッタという街に移動しました。そこの教会でも一般の方が結婚式を挙げていました。花嫁、花婿はもちろん、出席されている方までゴージャス&ステキで著名な方かと思いました。が、一般市民だそうです。

以前、別の教会の前を通ったら、お葬式をしていました。
ヨーロッパの教会は、日本の神社とお寺の両方の役割を果たしているんですかね。

ヨーロッパに来て思うことは、紀元前のものや中世の建物がそのままの状態で使用されていたり、残されていることに驚きます。それは、建築物が石やコンクリートだったりするからでしょうか。また、古くから文明が発達し、繁栄していたのかなとも思います。豊かで繁栄していた都市は、人々が安定した生活を送っていた証ですかね。

以上、イムディーナ観光でした。

お気持ちだけで充分です。大切なお金は、ご自身でお使いください。