ロト次郎

今は、ただのお節介おじさん(笑)

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最近の記事

幼少期4

前回の続き 前回と同じように、差別、犯罪、暴力描写が含まれているとともに、身元が検索されないよう、一部フェイクを使用する場合があるので、予めご了承をいただきたい。 中学二年になった。 テルちゃんは、本来私の通う中学校に進学するところだったが、地域の障害を持つ子ども達が通う学校に進学した。 そのことを聞かされていなかった事もあり、初めは通うのを渋っていたが、大好きなバスに乗れることもあってか、すぐに機嫌よく通学することになった。 私の中学校とテルちゃんのスクールバスの停留所は

    • 幼少期3

      前回の続き 前回と同じように、差別、犯罪、暴力描写が含まれているとともに、身元が検索されないよう、一部フェイクを使用する場合があるので、予めご了承をいただきたい。 國ちゃんの家に出入りするようなると、國ちゃんと同じ習いごとをさせて貰った。 少年野球とバレーボールだ。 私は、運動能力だけは長けていたので、どちらも数ヶ月後には、上級生に混じって試合に出させてもらえるようになった。 とりわけ、バレーボールは、痩せてはいたものの頭ひとつ背が高かったため、期待された。 テルちゃんは、

      • 幼少期2

        前回の続き、 先日、國ちゃんのオバチャンと会った。正確な時系列の確認のためだ。 人間の記憶はいい加減なもので、曖昧であったり、記憶にすら無いこともあった。 思い出話に笑い、嗚咽がでるほど泣き、懐かしい写真を見せてもらった。これらの情報を織り交ぜて懐古したいと思う。 前回と同じように、差別、犯罪、暴力描写が含まれているとともに、身元が検索されないよう、一部フェイクを使用する場合があるので、予めご了承をいただきたい。 かくして、國ちゃんの家の家族となった。私が小学4年時、本格

        • 幼少期の話し

          前回の続き。 差別、犯罪、暴力描写が含まれているとともに、身元が検索されないよう、一部フェイクを使用する場合があるので、予めご了承をいただきたい。 私は、詳細は割愛するが、被差別地区、新興住宅地区が混在する地域の前者の地区に住んでいた。 母は、所謂、ネグレクトだった。 自身も幼少期より苦労し、若くして出産、離婚をし、営むスナックを守ることに必死に生きてきたのだと思う。 小学校低学年の頃、夕方に帰宅すると夕飯があり、三面鏡の前で身支度をする母の足元に、戯れつくように甘えるのが

          人生について…

          ある方のブログに影響を受け、私も書いてみようと挑戦してみるものです。 テーマは、人生。 非常に重く、そして答えの無いものだと思う。 なぜ、これをテーマにしたか。今の状況にある。 この春、二人の子供達が社会人として家を巣立ったからなのか、コロナ禍における行動の制限がそうさせるのか分からないが、「燃え尽き症候群」と類似した、虚無感のような感情に苛まれている。 影響を与えてくれた方は、こう表現された。 書くことで、スッキリする。頭が整理される。考えていることが纏まる。だから、書く

          人生について…