見出し画像

緒言

藝大へのコンプレックスを受け入れてしまおうと思えた時、不思議と良い心地がした。

それは穏やかで、しかし作品に萌えるような熱い感覚で、おれの意識が受験から作品制作に向かっていくのを感じた。

嬉しかった。

この感覚は、死ぬことを真面目に怖がってた時と似てる。

死を受け入れてしまおうと思えた時、あの時も同じく穏やかで、人生のやる気が湧き上がってくるような感覚だった。

抗えない現実に上手く折り合いをつけるクセがあるし、元々そういう人間なんだろうと思った。

いいなと思ったら応援しよう!