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増村 有紀
2016年11月3日 11:28
それは、消したい、言葉。創作の相方と、当時は信じて疑いもしなかった相手から、突然飛び出した、「もううんざりだ」という言葉。ざっくりと心に突き刺さって、20年。わたしは創作が出来なくなった。読書も絵も興味がなくなった。何かを想像することを諦めた。挫折して筆を折ったのは4度5度はあったはずなのに、今回は立ち直れないまま。相方がどうして当時、そう言ったのか、事情は理解した。頭では。心