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個人Kindle本の紹介「これからの時代は1人で自動化で稼ぎなさい!」杉田健吾 (著)
最近では、だれでも手軽に
自分の本を出版できる時代になりました。
とくにAmazonのKindleプラットフォームは、
個人で執筆し出版する作家にとって絶好の場となっています。
しかし、個人出版と聞くと、
「質は大丈夫?」と疑問を抱く人も少なくないでしょう。
たしかに、質に問題があったり、
ボリュームが極端に少ないなどのKindle本も散見されます。
しかしながら、その中には、
個人出版だからこその独自性や深い洞察に満ちた本が多く存在します。
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そこで、この章では個人で企画から執筆、
そして出版までを手掛け、
商業出版に劣らないクオリティを誇るKindle本をご紹介します。
これらの本は、執筆者の情熱と知識が
詰め込まれた作品ばかりで、
どれも読む価値があるものばかりです。
個性豊かなストーリーや実用的な知識、
深い感情にふれることができる作品が揃っており、
みなさんの読書体験に新しい風を吹き込むこと間違いありません。
★だれでも起業初期は苦労する
著者の杉田氏は、元国税の経験をもつ起業家で、
現在は、ひとり起業家専門の自動化と
デジタル商品開発のコンサルタントとして活躍中です。
20年以上国税局で働き、大企業から小規模事業者まで、
何万社もの会社を見てきた経験をもっての独立。
「企業調査のプロなのだから、
独立してすぐにうまくいくはずだ」という思い込みがあったようです。
ところが、8ヶ月が経過しても売上はわずか14,500円。
![](https://assets.st-note.com/img/1729561681-Hs5vYeMzmDKFaG48UbnXty2g.png)
顧客獲得の難しさ、収益を上げることの大変さ、
そして何より起業家としての心構えの重要性を、
身をもって学ぶことになったといいます。
これだけの経歴があり、行動力があっても、
起業初期というのはこれだけの苦労をしたりする。
それからすると、私なんぞは、大した経歴もない。
毎日マイペースで文章を書いているだけ。
危機感もないのに、「収益化が〜」「マネタイズが〜」
なんて不平を言っていることを反省させられました。
★成功しながらも改善を続ける
杉田氏は、起業初期段階で苦労はするものの
あきらめずに努力を続けた結果、
起業して2年目、メルマガを活用したビジネスモデルを確立します。
メルマガ読者を集め、無料のセミナーやウェビナー、
SNSでの情報発信など、あらゆる手段を使って
潜在的な顧客にアプローチしました。
そして、ある程度の読者数が集まったら、
有料のセミナーを開催します。
このセミナーの参加者を個別面談に誘導し、
そこで高額の個別コンサルティングを販売するという流れです。
![](https://assets.st-note.com/img/1729561702-X7GFdgUVNOEZv0QIyst2a9ur.png)
その結果、年間1500万円以上を稼ぐまでになったといいます。
★思わぬ落とし穴
しかし、個別コンサルティングは、
自分の時間と労力に直結します。
売上を上げるには、より多くの時間を費やすか、
単価を上げるしかありません。
結果として、サラリーマン時代以上に
忙しくなり疲弊したといいます。
「これは本当に求めていた起業家としての姿ではない」と、
新たなビジネスモデルを構築します。
それが、グループ講座でした。
この方法で、
年間売上は3,000万円を超えるまでになったとのこと。
すごいですよね。
しかし、杉田氏はさらなる改善を続けます。
「グループ講座」は、売上規模は大きいのですが、
チームの人数が増えてしまうことが課題でした。
「急に売上が落ちたら、チームメンバーはどうなるのか?」
そんな不安が、常に頭から離れることがなかったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1729561728-lJzuADakCOtUGBRIdjP9fvnE.png)
収入は増えたが、自由は得られていない。
杉田氏は苦悩の末、このビジネスモデルを捨てます。
★ビジネスの完全デジタル化
杉田氏は、考えに考えた末、ある結論にたどり着きます。
それは、自分の労働時間と収入を切り離すことです。
つまり、一度作り上げたらあとは自分が働かなくても、
ほったらかしでも24時間365日、
収入を生み出し続けてくれる仕組みを構築することです。
その鍵となるのが、「ビジネスの完全デジタル化」でした。
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詳しくは本書を読んでいただければと思いますが、
杉田氏の発想の斬新さには驚きます。
私も公務員(教員)でしたので、わかりますが、
公務員の仕事の核は、
決められた業務を漏らすことなくきっちりとやりきることです。
なので、根気と責任感は民間企業の方々にも劣らないと思います。
むしろこの点では優秀です。
しかしながら、創造性、企画力、改善力といった、
0から1を生み出す仕事にはあまり向いていません。
というか、そういう仕事をさせてもらえないので、
その能力が育たないのです。
何万社もの会社を見てきたとはいえ、
杉田氏も公務員である以上、
経営者としての能力が高められる環境ではなかったはずです。
しかし、杉田氏は、改善に改善を加えるだけでなく、
起業家としての生き方、
働き方をも模索し続ける能力があります。
この本は、単に「ビジネスのデジタル化」について
学べるだけでなく、
起業家としての生き方を学ぶ上でも価値ある本だと思います。
こんな良書が、550円。
しかも、Kindle Unlimitedなら0円です。
ぜひご一読ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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