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「大化け」をねらってNISAで「インド株」に投資してみたらとんでもないことになってしまったという話


★インド株と「冒険心」

今回は、子どもの将来と同じように、
株の将来はわからないというお話をします。

私は、昨年から旧NISAに引き続き、新NISAを始めています。

ふつうなら、S&P500、オルカンを選ぶでしょう。

クライアントさんには、それをおすすめしています。

ただ、私はもう還暦60歳を超えたので、
安定を選ぶというよりは、ちょっと冒険をしてみたくなったのです。

その冒険というのが「インド株」への投資です。


なぜインド株へ投資したのかといいますと、
「大化け」を期待しているからです。

インドは人口も増えてきていて、経済も順調に伸び続けています。

ですが、ネガティブ要素もあるので、投資家の皆さんは疑心暗鬼です。

たとえば、2ちゃんねる創始者のひろゆきさんは、
カースト制度のあるインドにおいては、
その発展性に限界はあるだろうとおっしゃっています。

投資家のテスタさんという方も、
「インド株は危ない。私はやらない」と一言でした。

村上ファンドの村上氏も、インドとの取引で
苦労した経験があり、その国民性に
経済発展の限界を感じている、というお話をされていました。

こういった方々が、インドの将来性に
否定的であることからすると、
たしかにリスクは大きいかなと思ったりもします。

下手をすると、大化けどころか、
投資した資金を全部溶かしてしまう可能性すらあります。


★なぜインド株なのか

そう思いながらも、なぜインドに
投資しようかと思ったかといいますと。

理由は二つあります。

一つは中国の事例です。

私は20代の頃、1980年代、
3ヶ月以上をかけて中国を旅しました。

その頃の中国といえば、当時の世界最貧国、
バングラディッシュを上回るほどの貧困でした。

共産国でありながら、街中にはホームレスが溢れ
インフラ整備も脆弱だったのです。

私の感覚からすると、その中国が、
その後40年間、これほどまでに
経済発展するとは夢にも思いませんでした。


私は、国の将来性を完全に見誤ったのです。

現地の状態をこの目で見てきたはずなのに、
その将来性を見抜けなかったというわけです。

同じことがインドにも言えます。

私は、同じ1980年代にインドを旅しました。

ものすごいカルチャーショックを受けました。

詳細は割愛しますが、中国と同じように、
この国が将来経済発展するなんてことはありえない
そう思いました。

たしかに、まだ、未だ中国ほどの
経済発展は実現できていませんが、
中国と同じ道のりを歩むのではないかと期待しているのです。


★教え子たちも「大化け」した

インドに投資するもう一つの理由は、
大化けした私の教え子たちの事例があるからです。

私の教え子の中には、
小学校の頃は問題児であったり、
または、かなり地味で目立たなかった子たちの中に、
その後かなり「大化け」したケースがあるのです。

たとえば、かなりずぼらだったA男さん。

彼の机の中、教室後のロッカーは、
いつもプリント類やなんやらでごちゃごちゃで、
ランドセルを入れるスペースはありませんでした。

毎日忘れ物をするし、髪の毛もぼさぼさでした。

クラス仲間からも呆れられるほどのずぼらさでした。

A男さんの保護者も、
この子が将来どうなるのかと心配をされていました。

しかし、そのA男さんは、現在、
外資系企業の社長さんになっています。

信じられない化け方です。

また、B子さんも大化けした一人です。

家では、再婚したお父さんに反発

学校では男性教諭である私に、
ことあるごとに反抗してきていました。

小学校卒業した後も、中高で問題行動をして、
指導されていました。

そのB子さんの現在ですが、老人ホームを経営し、
多くの老人たちの世話をしています。

経営がかなり厳しいころもあったようですが、
それを乗り越え、今や入居待ちが
3年以上といわれるほどの、
人気の老人ホームに育て上げています。


B子さんの活躍は、新聞でも紹介されていたりします。


★世界中の「大化け」たち

その他にも、教え子の話ではありませんが、
たとえば、アルベルトアインシュタインは、
幼少期は発達障害を疑われたり、
学校の成績も悪かったといわれています。


また、アイザックニュートン
子どもの頃はかなり内気で、
学校ではほとんど知られない目立たない存在だったといいます。

チャールズダーウィンは、子どもの頃は狩猟好きで、
勉強をせず山の中を駆け回り、親を困らせていたといいます。

こうした事例を見ていると、
人は「大化け」することがあることがわかります。

私は校長の時、先生方に
「たとえ子どもたちの指導で困っていても、
決して子どもの人格を否定するようなことを言ってはいけない」。

人は、いつまでも今と同じではない」。

「なので、根気強く愛情持って励ましてあげなさい」と、
何度も言い続けました。


★バク下がり

投資の話とかなりかけ離れてきましたが、
インドに投資してる気持ちを、
なんとなくお分かりになっていただけたのではないでしょうか。

ということで、私はインド株に投資しています。

で、インド株、現状どうかといいますと、爆下がりです(笑)


5月ごろまでは良かったのですが、
6月のインド総選挙の影響で下がり始め、
10月ごろからは大きく下がってきています。

投資ってうまくいかないもんですね(笑)。

でも、人は大化けする

国も大化けする

そう、信じながらこれからもインドに投資していきます。

インド頑張れ!

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