【アイスランド&ロンドンちょろり旅2〜裏切りの路線バス〜】
2024年8月12日(月)
4:30起床。海外初日はあまり眠れないものの、今日はレイキャビク到着直後から元気に動くために体力回復しておかないといけないので横にはなりたい。今回はホテル取って正解だったと思う。空港のベンチで夜明かしとか過酷なことはできない40代である。
ロンドンはクレジットカード文化なので全然現金を使わないらしい。でもそういえば枕銭だけいるのだった。そのためだけに両替するのもなーと思って家じゅうを探したら、いつかの出張の時に余ったらしい8ポンドがかき集まった。このうち1ポンドを枕元に置いてチェックアウト。
5:24発のバスに乗るべくホテルを出る。朝5時のロンドンは薄っすらと夜が明けてきて、半袖だと少し肌寒いかな?くらいの爽やかな空気。
バス停にはスーツケースを携えた人が10人くらい待っている。
バスは時刻通りにやってきた。
まず降車ドアが開いて降りる人を待ち、次に乗車口が開くのを待つ一同。ところが…そのままバスは出発していってしまった!「え?」という空気が流れる。うそでしょ!?行っちゃったよ!多分すでに結構車内が混みあっていたので、10人分のスーツケースが乗り切らないから運転手がガン無視していったのだと思う。もちろんアナウンスもない。イギリスすげえな。
途方にくれた空気が流れる。次のバスは16分後の5:40に来るけど、また人いっぱいだったら永久にスルーされるってことだよね…?というか私はスーツケースないので乗せてほしかったところ・・・
そこへ。いつの間にか道の向かい側にバンが停まっていて、それも空港に行くミニバスなのだという。みんな泡食ってスーツケースを引きながらそっちへ詰めかけていく。私も詰めかけてみる。乗客の中に日本人の夫婦がいて、奥さんが料金を聞いてくれた。運賃は一人£7(¥1330)とのこと。路線バスは£1.75(¥330)。「7ポンドか…!」って旦那さん呻いてた、そりゃそうよな。路線バスより1000円高いわけだから・・・
このバンは民間業者なのだろう。
そもそもが空港に向かう人で混みあっている路線バス、空港まで2駅のこのバス停ではすでにバスは満員で乗り漏れる人が出やすい→民間業者が停留所近くにスタンバイしておいて漏れた人を拾う というわけかー。運賃をPODより1ポンド安くしているのがミソですな。いい商売しやがって…しかし背に腹はかえられない、みなさんぞろぞろとそれに乗っていく。日本人の夫妻も時間ギリらしくそっちに乗っていくそう。うーん悩むけど次のにかける!なぜならこのバンに乗るのはシャクだから!!
羽田ですでにロンドン→レイキャビクのチケットを発券しているからチェックインは済んでいるし、イギリスは出国審査ないから、空港に着きさえすれば手荷物検査だけ受けてすぐに搭乗口に向かえるはず。果たして・・・
無事に乗れた。ふーよかった。今度のバスも混んでいたけど、さっき待っていた全員がバンに乗っていったのでそのあとに来た人も普通に乗れた。が、やっぱりスーツケース持っている人は「次のに乗ってください」と断られていた、厳しい!
2階建バスってそもそも中が狭い。スーツケースを置けるスペースはあるけど限られているから容赦なく乗車拒否される。これがPODを使うのを勧める人が多い理由だったりするとか?PODはホテルから空港直結のレーンが敷いてあって、ホテルの乗り場で呼び出せばすぐにやってきてそのまま空港に行けるから待ち時間がないし、重い荷物の上げ下げもなくほぼ平行移動で空港まで行けるらしい。これは確かにスーツケースがある場合はPODで空港に行くのが安全かもしれない。
バスに乗って安心しながら外見てたら、PODがちょこちょこ走っているのが見えた。
手荷物検査には特にひっかからずのそのまま搭乗口へ向かう。無事に空港外のホテル宿泊をこなせた~大げさに言えば一回り成長した気分である。
ちなみに本来「トランジット」は目的地までに必要な燃料などの補給のために一旦他の空港に立ち寄ることで、今回のように飛行機の乗り換えのことは「トランスファー」というのが正しいようですが、あまり馴染みがないのでここでは「トランジット」としています。
昨日機内食食べて以来12時間くらい何も食べてないから大変空腹。スタバの熱々のパニーニとラテがしみますわー
レイキャビクまでは約3時間のフライト。レイキャビク行きの飛行機は国内線みたいな小さめの機体、3人席が2列。
機内では水のペットボトルとスナックの小袋が配られる他は、別料金で飲み物とか食事をオーダーできる格安航空券的なシステム。
ついにこの時が。感無量!
到着してすぐにいろいろお店があって覗いちゃう、入国審査前に売店があるのは珍しい。
アイスランドでは酒類の販売が厳しく取り締まられていて、街中で買えるのは低アルコールのビール飲料的な偽ビールだけらしい。酒類を買える場所は空港のバゲージクレーム横にある売店のみとのこと。
ビール、なぜだかバラ売りがない。GULLという定番ビールはこの8本の箱入りのしかない。重いけど仕方ない、飲んでみたいし。。買う。一箱3999kr。
1kr(アイスランドクローネ)≒1.1円。免税店なので物価バカ高いで有名なアイスランドにしてはそんなに高くない。
重くなったスーツケースを持ってレイキャビク市内に向かうflybusに乗車。バスチケットは空港のエントランスの有人カウンターでも買えるけど、このアプリで先に購入しておいた。
GetYourGuide
https://www.getyourguide.jp/
ちなみに他の現地ツアーもこのアプリで予約した。
日本人の若い女性の隣に座る。Iさんという登山が趣味の子で、ロイガヴェーグルというトレッキングコースを歩きにきたという。テント泊しながら4日間で50km歩くらしい!すごい!
(ヤマケイオンラインのロイガヴェーグルを紹介した記事↓)
https://www.bing.com/ck/a?!&&p=e7a3422ed3da2f74JmltdHM9MTcyNDAyNTYwMCZpZ3VpZD0xYjNkMmY2NS0yMzI2LTZkNmItMTM2Yy0zZGFhMjI3YjZjY2QmaW5zaWQ9NTIzNA&ptn=3&ver=2&hsh=3&fclid=1b3d2f65-2326-6d6b-136c-3daa227b6ccd&psq=%e3%83%ad%e3%82%a4%e3%82%ac%e3%83%b4%e3%82%a7%e3%83%bc%e3%82%b0%e3%83%ab&u=a1aHR0cHM6Ly93d3cueWFtYWtlaS1vbmxpbmUuY29tL3lhbWEteWEvZGV0YWlsLnBocD9pZD02MTg&ntb=1
何かのご縁ということで、今日の晩ご飯をご一緒することに。
バス停からホテルは徒歩20分。
写真撮りながら進むからなかなかホテル着かない
ダウンタウンど真ん中にあるホテル。12:00だったけどもう部屋入れたありがたい。
早速レイキャビク街歩き!近くのボーナスというスーパーを覗く。
猫がたくさんいる。みんな触っても逃げてはいかないけど人懐こいわけでもなく、ただ人を気にしていないかんじ。
17:00頃、YouTubeで見たold Icelandというレストランへ。ホテルから徒歩6分。そもそもが小さい町でもあるけど、ホテルの立地のおかげでなんだかどこに行くにも近くて効率がいい。レイキャビク泊ならこのホテルはお勧めです!https://maps.app.goo.gl/defEABMnPeYfyJbe7
old Icelandは人気店らしく時間が早めなら予約なしでいけるかな?と思って開店直後に行ったら入れた良かった~
イワナうまー!すごい肉厚で皮パリパリ。複雑な味のソースと付け合わせのカリフラワーもすごくおいしい。メインは2人で分けた。飲み物等を頼まなくてもこれと付け合わせのパンとで2人で¥13700くらいするけど・・・、料理はボリューミーで美味しいから満足です。
せっかくキッチン付きのホテルなので、食後に部屋でコーヒーを淹れてIさんとおしゃべりしつつ、レイキャビク初日を楽しく過ごしました。
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