見出し画像

負の思考フィルターの話

人生生きていると、絶望の底に落とされる事もある。
勿論、皆が落ちるという事はないが2人に1人は”生きるのが辛い”と感じる出来事に遭遇するそうだ。

私もドン底を味わった。
実際の逆風は2回ほど浴びた。
それは一瞬(ものの数カ月)だったが、その後ドン底に落ちた事で
逆風は2年に渡って続いた。

復活を遂げる上で感じたのはやはり
”精神的ダメージ””負の思考フィルター”をなんとかしなければいけないと感じた。

特に”負の思考フィルター”は現実を捻じ曲げて捉えてしまう為
常に不幸を感じてしまい、精神ダメージに拍車をかける。

私は回避不能な強力なストレスにさらされ適応障害を発症した。
だから抗うつ薬等は効かなかった。
抗うつ薬は脳の機能異常を正常に戻す為の薬だ。
だから、ドン底で味わう”抑うつ感”は薬で良くならなかった。

なぜか。
それは”負の思考フィルター”が取れていなかったからだ。
人生生きていれば”何気ない日常”が大半を占め
たまに”うれしい事”や”辛い事”が発生をする。

だけど”負の思考フィルター”がある為、何気ない日常を”幸せ”と捉えられないのである。
ベースが不幸や辛い、悲しい等の”ネガティブ”に固まっている。

客観的事実に対して、歪んだ主観で捉えてしまっているわけだ。

事象を正確に捉えられない

そもそも客観的事実が正しいというものでもない。
自分の人生は主観で生きていくからだ。

しかしその主観に”負の思考フィルター”がかかってしまっている事で、幸せを感じられない。となってしまうのである。

これは一つの”失敗”や”不幸事”を”人生の結果”と錯覚してしまうからである。
実際、脳はネガティブ出来事の方が記憶に残りやすいし”負のフィルター”も警戒心から生まれるものだと思っている。

だからこの時点で、這い上がるイメージを持てないのは仕方がない事とも言える。

ただ、そのままドン底にうずくまっていても何も始まらない。
這い上がる”気力”をわき上げなければいけない。

その為に一つ、人生のゴールを”良いもの”と決めつけて欲しい。
無理やりでも良い。

時系列に対して、人生を逆算のスタンスで捉える

ここでは、成功・失敗という言葉を使っているが
実際成功・失敗の判断は人生の最終地点だけで良くないだろうか。

自身の選択・行動だけでなく周りの環境やタイミング・運
色んなものを受け取った上で人生は進んでいく。

ひとつひとつの出来事に”結果”をつけていては人生ハードになってしまう。
だから最初に、ゴールを”成功”と捉えてしまうのが良い。

実際、こうやって長く説明をしたが
ドン底に落ちる前は自身のゴールを”成功”と決めつけて生きてきた。

しかし、不運な事に遭遇してしまいメンタルが折れてしまった結果
知らない内にゴールが”失敗”に変わっていたのである。

医学的な知見のない私だが
自身の経験を持って言える事はこれが適応障害における”抑うつ”の真理なのではないかと思う。

だったらもう一度、ゴールを修正する。”成功”に戻す。
”負の思考フィルター”を取っ払い、次いでに”成功の思考フィルター”に交換してしまう。

この事に注力をしたい。

有効なのは”アファメーション”や”イマジネーション”と呼ばれるものだ。

その事については次回の記事で🍀


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?