足骨折から7週間後に70Km走った話
グキッと足捻った時、その時はまだ捻挫かなって、思ってたんですよ。診断の結果、第5中足骨(足の甲)の骨折でした。
10月中旬。直後にレースが控えてた。絶望の淵に立たされた中、約7週間後には70Kmのトレイルランレース(ITJ)を完走した。そんな復活劇を、似たような境遇の方の心の助けになればと思い、綴っています。
【骨折】
忘れもしない2024年10月16日、トレラン中に右足を捻った。またいつもの捻挫かなっと、思ってサクッと下山してアイシング。その時点では捻挫だと思い込んでたけど、今思えば明らかに足の甲が腫れたので、靭帯の損傷ではないのよね…(骨折の可能性から目を背けてた?)
【経過】
10月18日。翌日がレースだけど、まだ腫れが引かないので念の為形外科へ。結果、第五中足骨の骨折でした。年内復帰は難しいかな…
・運動復帰まで3カ月見込み。
・松葉杖、ギブス不要(捻挫用のサポーターでokでした)
・かかと荷重での歩行可。
とは言え、12月のレースは諦めたくない!スピンバイクを注文しました。
確かに歩けるけど、速度はいつもの0.5倍、街ゆくおばあちゃんより歩くの遅いのよ…
10月30日(2週目)。2回目の通院。普通の歩行がokに。
スピンバイク、筋トレに加え、トレーニングとしてのウォーキング開始(痛いけど)。
11月13日(4週目)。治りが良く、この日から痛くない範囲でのジョギングはokに。
とは言え、骨がズレたら即手術なので、ムリせずスピンバイクを中心にトレーニング。
少しずつ、山でのお散歩も開始。でも、不整地だと、痛みは出る。
11月27(6週目)。治りが良く、通院がこの日を持って終了に。
急ピッチで、レースに向け峠走開始!
【復帰】
12月8日(レース当日)。伊豆トレイルジャーニー(ITJ)70Kmを約12時間半で無事完走!
残念ながら準備不足のため終日ファンランに徹し、年内生還を果たせました!
ということで、骨折から7週間後に70Km走りきった実例でした!骨折直後は絶望しても、こんな例もあるので、似た状況の方は是非前を向いて欲しい
治療経過が良かった点、次の通り振り返るのでご参考までに:
【やって良かったと思うこと】
①十分な睡眠
②筋トレ(キツめの筋トレで骨が強くなるエビデンスはあったので、多分骨折にも有効でしょう)
③ビタミンDのサプリメント(骨がカルシウムを吸収するためのサポートとして)
④ビタミンCのサプリメント(骨はコラーゲンも多いので、そのコラーゲン生成を促進するため)
⑤スピンバイク(骨折部位に負荷をかけず体を動かし、血流を良くできた)
⑥マイクロカレント(気休め?として。骨折治療に有効だとする明確なエビデンスにはたどり着けなかったけど、プラセボ効果くらいはあるでしょう。)
※オムロンの低周波治療器買いました
【あえてやらなかったこと】
・超音波治療(治療特性上、ほぼ毎日治療する必要があるみたいだけど、現実的ではないので。
本当に効果あるなら保険治療になっているはず、という個人の思いもある)
思ったこと:
・ケガしないことが一番(結局3レース出られませんでした、レース費用…)
・骨折って、急性期(1週間くらい)が過ぎれば、骨がズレかけない限り、痛くないのよね。なので急性期以後は、「骨は折れても、心は折れてない!」
・人体に骨は200本以上ある中、たった1本折れるだけ、つまり99.5%以上は正常なのに、全体への影響は大きい。人体の仕組みって実に合理的。
・回復力と回復術って、重要
・骨折時、一緒に無事下山させてくれた仲間には、頭が上がらない、ありがとうございました
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