おばあちゃんとはちべい

これはおばあちゃんと人間に生まれ変わりたいと思っているはちべいというわんこのお話です。 おばあちゃんから生きる智慧を頂いて、ますます人間に生まれたいと思うはちべい。 今日も、ひとりと一匹の会話は続きます。どうぞゆっくりしていってくださいね。

おばあちゃんとはちべい

これはおばあちゃんと人間に生まれ変わりたいと思っているはちべいというわんこのお話です。 おばあちゃんから生きる智慧を頂いて、ますます人間に生まれたいと思うはちべい。 今日も、ひとりと一匹の会話は続きます。どうぞゆっくりしていってくださいね。

最近の記事

はちべいポエム84

ひとのしたことは消えることはありません 覚悟を決めて背負っていくしかないのです 消すこととやり直すことは違います やり直すには覚悟が必要です つまり、背負っていく覚悟を決めてやり直す だから価値がある ひとの一生は、ずっとそうなっています 自分にとって良いこともそうでないことも 自分にとって都合の良いことも悪いことも 自分のしたことに覚悟を決めてください 覚悟が決まったら、やり直す勇気を持つことです そうやって、歩み始めて気づきます 自分が良くないと思っていたこともすべてが

    • はちべいポエム83

      苦労すると自分がすさむ人もいれば 苦労したことを糧にしていく人もいる この違いは何なのだろうか 人がすさむということは、何かへのどうにもならない怒りがひそんでいる 人が腐るということは、やり場のない怒りに対するあきらめや恨みのようなものがひそんでいる あきらめずに自らを奮起させて、人への赦しと感謝をこころに抱くことが糧にしていくということなのだと思う わたしは、人と上手くいかなくなった時いつもこう思うようにしています 「人がちゃんとしないことより、自分がちゃんとしろ !

      • はちべいポエム82

        そのひとの心構えが態度に出る だから、普段の生活もそう 仕事もそう ちゃんと態度に出ていますよ あなたが気づいていないだけ やる事だけやればいいのでしょう とあなたは言うけれど そうじゃないことにあなたが気づいていないだけ あなたが動物と会話するとき 何をしますか? 目を見て話しかけませんか? あなたが誰かを嫌う時 何をしますか? 目をそらしませんか? そうなんです 簡単なことです 心が目を通して態度に出るのです ひとは、このことをちゃんと分かっています だからそんな態度を自

        • はちべいポエム81

          何か自分にとって良くないこと、不都合なことがおきる 問題はそのあと 自分が良い方向に向かっているか、そうでないか 態度と心構えを大切に真摯に考え、 形だけの物理的な対処で終わらせていないか 落ち込む必要もなければ、自分と周りを責めるんじゃない 自分と周りを良くすることだけを考える そのために物事は起きている 落ち込ませる、悩ませるために起きているのではない そして、自分が良かれと思って行った対処の結果を恐れるんじゃない 良くてもそうでなくても良い ましてや乗り越えられても、乗

          はちべいポエム80

          感謝とは何かを感じて謝ると書きます 中国語で「謝謝」(シェーシェ)とは、普段「ありがとう」という意味で使いますが、別の意味として、自分の非を認めることを伝え、相手の気持ちを和らげたいと伝えることとあります 自らの気づきに謙虚さと配慮を忘れないための言葉ではないでしょうか そしてもうひとつ大切なことがあります ひとは感謝を感じたときに幸せになるという不思議な連鎖があるということです 謙虚になると、今までは見過ごしてきたことに気づくことになり、何でもなく当たり前におもっていた些細

          はちべいポエム79

          生命の謙虚さとは 朝起きて、外を歩いたときに綺麗な景色を綺麗だと感じる 朝ごはんがおいしいと感じる 好きなところに歩いていける だれかと心が通う とても基本的で他愛もないこと   自分の命に何の価値があるのだろう 自分は何のために生きているのだろう   そもそも自分が好きにできる命ではない そもそも自分が生きているのではなく、生かされているだけ   生きているだけで幸せだと思えないのは 謙虚さを失い、自分のためにと思いながら 自分の思い通りにならない怒りにも似た感情を抱くから

          はちべいポエム78

          ひとは何のために生きているのか 若いときは誰しも考えるでしょうか ? それとも、そんなこと考えるよりも楽しもうとするでしょうか ? わたしはどちらでもないんじゃないかと思うんです 一口で言って、生かされているんです 自分でやりたいようにできないなら、生きていてもしょうがないと 思いますか ? そもそも、命は思うようになりませんよね   ひとの小さな頭の中でいくら考えても答えみたいなものは見つかりません 若いときは、自分を華やかに見せたくて、周りに認めてもらいたいもの ひとは人

          はちべいポエム77

          ひとはひとりで生まれてきます 最後もひとりで死んでいきます 生きている今、とてもつらいですか ? わたしは自分に辛いことがあったときに思うことがあります それは、辛いことがあるから 生きているあいだに出会える大切な人に気づくことができるということです どんなひとにもどこかに自分の支えになってくれるひと 自分が支えてあげたいひとが在るものです どうせひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいくのです 今はつまらなくてもあたらしい出会いがかならずあり、 自分だって今の自分から変わって

          はちべいポエム76

          自分から何かをひとのためにする とても素敵なことだと思います もちろん、ひとに何かをするにはむやみやたらにしてはいけません 一番大切なことは、自分からしたことが返ってこなくても良いという覚悟のもとにすることです 二番目に大切なことは、してあげる相手を考えることです もちろん、ひとによって態度をかえるのとは違います あれは、自分に返ってくる利益を優先するから態度に出るのです そうではなく、今までお世話になったひと、尊敬できるひと、本当に困って悲しんだり苦しんだりしているひとです

          はちべいポエム75

          わたしたちはまわりと比べ まわりを気にしています 何故なら、ひとりでは生きられないですし 比較する事で自分を確認し 励みにしています 気にする事で、他人に迷惑をかけずに ひとの社会の中で上手くやっていけます しかし、これが過剰になると自分を悩ませます ひとは、そのことが叶わないと落ち込み、同情や人の目を引こうとします 自分の欲が叶わない時、ある人は怒りに変えますが ある人は落ち込みという苛立ちに変えます 自信をなくしているひとは 間違いなく、まわりを見過ぎて暮らしています

          はちべいポエム74

          自分の存在価値を外のものに認めてもらいたい、これは若さです。 ごく当たり前の心理だと思います。 だから、落ち込んだり自信をなくしたり悩んだりします。 これは、自分を良くしたい、もっと向上したいという思いの裏返しです。 年齢を重ねると比べたり気にしたりしなくなります。 あきらめるのではなく開き直る感じに近いかなぁ。 ところが、若い時は開き直ることができずに、悔しさから生きる気をなくしたり、悩んだりするのです。だから、ごくごく自然な心理状態です。 自分を守るとは、自信をなくし、反

          はちべいポエム73

          ひとがなぜ赦すのか 何十年も裁判の判決を不服として相手を恨み続けるひとがいる 恨み続けた末に、赦す人赦さない人に分かれる だれが見たって、判断したって相手が悪い ことはもう済んでしまっていて、悪いと判断されたものを どこまでも追求し恨んでも解決には至らない 分かっていても、そうせざるを得ない その感情の行き場がない では、赦す人はなぜ赦すのか 相手を赦すことで、どうしようもなく苦しんでいる 自分を赦すことになるからだ 自分の心が悲鳴を上げている 自分の心の中に、赦せない相手

          はちべいポエム72

          ひとの心は楽な方、自分に都合の良い方、認めてもらう方 赦さずに裁く方、やってもらうことにあたりまえになる方に傾きやすい ひとに施し、ひとを赦し、ひとに感謝して生きることは 本人が自省し、強くそう生きたいと思わなければ絶対に できないことだとつくづく思う ただ完全にそれをできるひとなんていないと思います ひとりの人の中で、あまり考えずに気分で生き、本来の傾きやすい自分で居るときと これではいけないと強い意志のもとに考え直すときをくり返して生きている しかし、ひとがいつも想う「心

          はちべいポエム71

          ひとには縁というものがある 何もしなくてもことが良く運ぶ時がある 何をしてもことが上手く回らない時もある 同じことをしていても報われるひととそうでないひとがいる ものごとは自分の想いと縁が結果を生む 自分の想いがまわりを傷つけ、迷惑にならないものであれば あきらめずに想い続けると結果につながることもある 逆に自分の想いがまわりを傷つけ、迷惑をかけるものであれば 結果が出て戒めずとも裁かれることになる また、方向を変えて取り組むと結果につながったりすることもある 大切なのは、自

          はちべいポエム70

          欲や怒り、恨みを克服するにはどうすればよいでしょうか まずはじめに一番大切なこと これらの感情は危険なものと思っていない自分に気づくこと そのようなときは必ず自分が正しいと思っています なので、この危険な感情を持ち続けるのです いち早く排除しなければなりません 「だけど」、「でも」ではありません 承認欲、怒り、恨みやねたみは絶対にいけないものだという ことをはじめから自分で心に決めておくことです 実践的には、こまかくひとを見ないということ 「自分がなんぼのもんじゃい」と叫

          はちべいポエム69

          ひとがとても楽しそうに浮かれている 自分だけが辛さを訴えて、まわりのひとたちのことが見えていない 理不尽なことを自分の正しさと勘違いしてまわりにまき散らす 何かのきっかけでひとに冷たく当たったり、あげくに無視したりする ひとによって態度を変え、立場が変わるとこびてくる 本当に色々なひとがいますし、そういった場面に出くわすものです どうしようもありませんが、これもひとなのです もっと良くないのは そんな人たちを見て、素直に喜べなかったり、痛い目に合えばいいと思ったり嫌いにな