ココロ、たぎる。8ヶ月間の開幕!!

10月3日、群馬県太田市のオープンハウスアリーナにて行われた群馬クレインサンダーズ-広島ドラゴンフライズの試合をもってB.LEAGUE2024-25シーズンが開幕しました。

昨年のW杯で話題を席巻したバスケのおかげでその認知度は高まりつつありますが、
B.LEAGUEとは男子プロバスケットボールのリーグ戦のこと。

最高位リーグのB1には24チームあり、各チーム60試合を10月の開幕からゴールデンウィーク頃にかけて戦います。
東・中・西地区に分かれて順位付けがされ、各地区上位2チーム+地区を問わず勝率上位2チームがプレーオフに進出する。

パリオリンピックのおかげでバスケロスがない夏を過ごせたが
やはりBリーグが開幕することへの期待と高揚感は別物である。


今日の投稿では今シーズンの
個人的注目ポイント
各地区の構図予想
について自己満足で綴ってみます。

個人的注目ポイント
何といってもやはり自チームの変革である。
僕たち夫婦は川﨑ブレイブサンダースのファン、
通称:サンダースファミリーです。
Bリーグをご存知の方であれば、恐らく知っていることでしょう。
エースガードの藤井祐眞の移籍と大黒柱のニック・ファジーカスの引退。
それに伴って外国籍選手の構成も大きく変わりました。
今年のスローガンは《BE BRAVE 変化に常に勇敢であれ。》
クラブとしての決意を感じる。
大きな強みを失い(この表現をしてよいか相当悩んだ)、
新たなカルチャーを作り上げる。
伝統あるクラブにとってそれがいかにエネルギーが必要なことか。

優秀なスコアラーかつディフェンダーがコートを駆け回り、
ビッグラインナップを敷いてハイローで理不尽なまでにペイントエリアで得点したかと思いきや
各選手外からのシュートも効果的に決める。
ただ、なかなかゲームテンポを上げる試合展開は得意でなく
ハーフコートやセットオフェンスを得意とするチームであった。

そのチームが今年は「走る」。
コーチ陣の体制も大きく変更し、選手も5名の入れ替え。

相当な決意を感じる今シーズン。
間違いなく胸を打たれるだろう。
このドラマを味わえることこそがいわゆる"推しチーム"がある幸せなのだ。


各地区の構図予想
東地区
日本代表にしてNBAプレイヤーであった渡邊雄太の加入がインパクトありすぎる千葉ジェッツ。
今年は地区上位2チームとしてCS進出を決めるだろう。

そうとくれば開幕戦で早速対戦する宇都宮ブレックス。
HCが変わったものの選手はほとんど全員が契約継続。
安定感のあるチームとして地区優勝候補筆頭。

そして、注目は群馬クレインサンダーズ。
千葉&宇都宮の牙城を崩す可能性があるとしたら群馬の台頭だ。
前述の元川﨑のエースガード藤井祐眞が移籍。
昨シーズンは数少ないスコアリング能力の高い選手に頼ったオフェンスと
いまいち連携の取れていないディフェンスで勝ち星の積み上げが難しかった。
だが、藤井・細川という外のシュートとディフェンスが得意な選手を獲得して
課題だったインサイドに、ドイツ代表Cのヨハネス・ティーマンの獲得。
勝負に出てる。マジで勝ちにきている補強。
さらにミリングHCの指揮でディフェンスシステムと意識の再構築。
インテンシティの高いディフェンスとセカンドチャンスをモノにできるようになるという理想の補強を実現した群馬は東地区の台風の目となるか。
問題は開幕戦で見せたティーマンの周りでのTOをいかに減らせるか。
ティーマンがBリーグに順応することとチームのコミュニケーション量が早い段階で機能すればかなり面白くなる。


中地区
群雄割拠とは良く言ったもの。
本当に面白すぎる。
…いや、自チームの順位争いを考えると非常に頭が痛いのだが。
今年は地区割りの影響で、東地区からアルバルク東京・西地区から名古屋ダイヤモンドドルフィンズがリスト入り。
いやいやいやいやいやいや!!!
本当に勘弁してください。
変革の年に待ち受ける試練としてはハードルが高すぎる。
昨年までそれぞれ地区上位でCS出場しているチームが仲間(?)入り。
昨年、大野HCの指揮が実を結び頭角を表した三遠ネオフェニックス。
古豪の復活をビシビシ感じるシーホース三河。
タレント揃いのサンロッカーズ渋谷。
こんなこと言いたくないのだが。
自チームの好成績を願うにはあまりに酷な地区なのである。
上位2チームに入るのも相当にハードルが高く、
恐らく実力の拮抗したチームの多さから自地区同士での星の分け合いも頻発するだろう。
そうなると中地区のチームが総合順位でワイルドカード枠としてCSに進出するハードルがこれまた相当に高くなるのである。
混戦の中地区と予想。
ぶっちゃけアルバルクと名古屋DDが頭一つ抜ける形になるだろう。

西地区
こちらも選手の移籍が多いチームが集まっている。
んー。うん。
誤解を恐れずに言うとどこが勝ってもどこが負けても驚かない。
そのくらい大きく変わった。
去年までだったら名古屋DDと琉球が引っ張る構図でしょ、とりあえず。と言えた。
今年は違う。
まず名古屋DDが中地区に移ったし、琉球も主力選手の移籍があった。
昨年王者の広島はエースガードがまだ怪我でチームに合流できず、HCも交代。
今日の長崎-渋谷戦を見ると、今年は長崎が上位進出ありそう。
合わせて、ビュフォードが移籍した島根。
チームバスケが機能した上でビッグラインナップを敷けるようになったし。
西地区、本当に読めない地区になった。
どこが優勝してもおかしくない。


Bリーグにハマったきっかけや僕が思う魅力についてはまた別の記事で。

とにかく今シーズンもアツい戦いから目が離せない!

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