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育児が始まって3か月、やっとできた余白に思うこと

こんにちは。
お久しぶりです。
1週間ぶりの投稿になってしまいました。

妻の実家への帰省から戻り、通常モードの生活をしております。

≪ 最近の1日 ≫
朝起きて、娘のお世話。
朝食を作って食べ、洗濯物を畳んで、少しゲームをして一息。娘のお世話。
お昼ご飯を作って食べ、後片付けをして、娘と遊んでお世話。
コーヒーを淹れてドラマかYoutubeを見て、
お風呂掃除をして、娘と遊んでお世話。
娘のお夕寝中にちょっと長めにゲームをして、お目覚めの娘のお世話。
夕飯を作って食べ、娘をお風呂に入れて、ミルク。
4時頃にミルクとおむつ替えで一度起きて二度寝。

ここ1週間、毎日このサイクルで生活してました。
なんてことのない日常。

妻と娘と過ごせるなんでもない毎日はとても平和だ。
ちょっとのことでも面白楽しく盛り上がれて、
可愛い娘を思いきり愛でることができる生活はとても幸せだ。


だけど、世の中の小さな子供を育てている人が言う
”社会からの隔絶感”というのを少し感じるようになってきた。

少し、なのだ。別にそれですごく不安になることもないし、
何より、もともと別にそんなに仕事は好きじゃない。
生活に不安がない程度に収入を得られれば
対して思い入れなんか無くても、仕事なんてそれで良いと思っている。

質の悪いストレスを抱える必要がなくて快適である。

育休を取得して毎日、家事も育児もこなしている。
傍から見たらいわゆるスパダリと言われるのには充分なほど、
遺憾なく実力を発揮しているし、
育休を取得した時に決めた
「あなたとなら、もう一人子供を産んで育てたい。」
と妻から自然に言ってもらう(くらい妻のケアをする)という
ミッションも無事クリアしている。
ある日ふと、2人目の話をしてくれた時はうれしかった。
身体のことも、20年弱続くこれからの育児のことも考えて
数年は空ける予定ですけどね。


最初こそ、今まで慣れていなかった育児に奮闘、
産後のダメージを負った妻のケアに全力!で
たぶん自分としても、それなりにハードに1日を過ごしていた。

3か月になり、我々親もお世話にかなり慣れてきたし
実家に連れて行けば親戚中からびっくりされるほど
手もかからない(らしい)、愛想もよく、
寝かしつけも不要でセルフでねんねできるようになった愛娘。

妻も、骨盤のゆがみからくる足のだるさは多少あるものの
日常的な家事や、買い物に行くとか
ごく普通の生活リズムにすでに戻っている。
あれこれ甲斐甲斐しく僕が手を回す必要もない状態だ。

・・・そう、僕は妻が妊娠してからのここ1年くらいで
一番落ち着いて穏やかな状態で日々を送ることができるようになった。
結婚して2人きりだった時とほぼ同じ状況だ。
まだまだ娘のお世話はイレギュラーなタイミングに発生するが
こんなに日々にゆとりがある状態なのは久しぶりで
なんだか気持ちとしては落ち着かない。
そしてその余白であれやこれや色々考えたり感じたりしているのである。


さて。

ぶっちゃけ自分は理想の生き方って”専業主夫”なんじゃないか、
とか思っていた。
ほとんどの家事は楽しんで取り組めるし、
仕事は営業職なので常に板挟み。
好き嫌い関係なく人とやり取りをしなきゃいけないし、
(謝罪という意味ではなく)常に誰かにぺこぺこして、
数字と時間に追われる毎日に比べたら、
専業主夫って本当に素敵な生き方じゃないかと。

大筋では今もそう思っているのだけど、
配偶者は外で仕事をしている状況で自分が専業主婦になったとしよう。
配偶者は外で溜めたストレスや疲労を家で癒そうとする。
何か気に入らないことや不満なことがあれば
「ずっと家にいるお前の仕事だろう、このくらいのこと完璧にこなせ。」
くらいのことを言われた日にゃあ、心中穏やかではいられないだろうなと。
想像に難くない。

役割が違うし、そこには偏りが生じるのだから、
お互いに相当の思いやりがないと対等な夫婦関係の維持は難しいだろう。

経済的な役割、家庭内の役割、
お互いに対等でないという後ろめたさを持ちながら
少しの意地でも張ろうものなら、
相手にとってこれほど面白くないものはない。


いつだって、ないものねだりで
働いていればお休みが欲しくなるし
あんまり日々に余白がありすぎても何か刺激や生産性を求めてみたり。
”人生は長い暇つぶし”なんて言われることがあるけども、
なるほど。言いえて妙である。

贅沢で欲深い生き物ですね。人間って。

こんなことを言いながらも、つい先日育休の延長申請をしました。
当初年内いっぱいの予定でしたが、年度内いっぱいまで。
理由は
・年明けから始まる離乳食の導入に万全の体制を整えるため
・妻の希望(メンター的にも、いて欲しいとのこと)
が主なものです。

平日ワンオペで離乳食の導入頑張って!は大変だよなあと思う。
最初は出にくいものから始めるけど、
いざ体調に変化が起きた時の為に病院が開いている時間にしかチャレンジできない
→パパは仕事で不在、ではそりゃ不安だ。

加えて、僕たち家族が住んでいる地域は毎年ぼちぼち雪が降る。
シーズンに2度ほどドカ雪が降って交通マヒが起こる程度のエリア。
雪に慣れている豪雪地帯でもなければ、
雪が降らずに快適に冬を過ごせるほど気候のよい地域でもない。
まあなんとも中途半端なものなのですが、
こういう地域が一番降雪時に困るんですよね。
除雪に不慣れで道はガッタガタ。
大した装備じゃないのに平気だと思って
果敢に挑んだ結果、雪道でトラブルを起こしまくる市民。
まあ酷いものである。

僕は通常片道1時間のバス通勤だが、
ドカ雪が降ってしまえば片道2,3時間とか平気でかかる。
いっそフルリモートで業務出来ればよいのだが、
妻と娘がいる家でフルリモートで業務復帰ときたら
正直まともに1日仕事に専念できるとは考え難い。

以上のことから、1月の職場復帰って、
僕たち家族にとってはちょっとデメリットが大きすぎる。
経済的にはやや不安なのだが、そこはなんとかやりくりして耐えよう。

今日のところはここまで。
娘ちゃんのお昼寝が1時間半ずつで安定してきたので
長い記事も一気に書けちゃいました。

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