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家事を少しでも楽にしたくて。勝間氏を師と仰ぐ〜家事効率化ワーママ奮闘記〜


家事をすること自体に憧れた新婚時代。


結婚するまで、家事なんてほとんどしたことがありませんでした。
1人でワンルームに住んでいたので、食事は外食やコンビニで済ませ、掃除もほとんど必要ない気楽な暮らしです。

その後結婚し、新婚ほやほやの2人暮らしが始まりました。

自分と主人の洗濯物を、暖かい太陽の日差しが降り注ぐベランダのハンガーに干し、パンパンと手で叩いてシワを伸ばします。

母がよくこんな風に洗濯物を干していたなあ、私も妻になったのね。
家事を始めた当初は、服を1枚1枚大切にするような、丁寧な暮らしをしている自分にしみじみと幸せを感じていました。

1人目の出産で、家事どころではなくなる。


ところが事態は急変します。
1人目の子の出産です。実家は遠く、あてにできません。

自分の子どもを出産するまで、身近に「赤ちゃん」という存在がいなかったというのもあり、自分が産んだ存在ながら、赤ちゃんはまるで未知の生命体。

育児にかかりっきりになります。

出産直後は、食事は宅配弁当で済ませ、掃除はした記憶がありません。
洗濯物も、どうしていたのでしょう。ベランダが遠く感じて、部屋干ししていたかもしれません。

出産という大仕事の後で、記憶力も低下するのでしょうか。
当時の記憶は、もやがかかっているように、中々出てきてくれません。

家事労働が始まる。


出産後しばらくは、宅配弁当で済ませていましたが、だんだん出来合いの惣菜ではなく、手作りのものが食べたくなります。
子どものためにも、できれば手作りのものを食べさせたい。

子どもの首が座るくらいになると、片手で子どもを抱っこしながら、空いている手で料理をしていました。
でも、子どもがすぐぐずったり暴れたりするので、中々集中してご飯を作れません。

朝ごはんを食べた後、すぐ食事作りに取りかかり、休憩しながら細切れに一日かかって夕ご飯を作っていました。

食事作りもろくにしたことがなかった新米母が、レシピを見ながらちょこちょこと、1日かけて作った夕ご飯。

ご飯と、汁物と、メインのおかずと、副菜。

涙ぐましい努力の結晶。

けれども、食べるのは一瞬です。

そして、子どもは食べてくれず、ご飯をぐちゃぐちゃにして遊んでいます。
母親業ってなんて大変なのでしょうか。

こんな重労働を、世の母親たちはさも当たり前のようにこなしてきたのかと思うと、世界中の母親たちに頭が上がりません。

途中でミールキットなども試してみました。
けれど、味の好みの問題や、キットの説明レシピを見ながらやる手間があり、結局手作りに戻りました。

2人目を出産。そして詰んだ。


そして、2人目を出産し、さらに家事と育児の両立が難しくなってきました。

子どもがかまって欲しがるので、具材を切るのもはかどりません。
ましてや鍋に張り付いて、時間をかけて煮込む作業なんて到底無理です。

赤ちゃんを抱っこしている時に、赤ちゃん返りして大泣きしている上の子が抱きついてくるともう動けません。
「ああ、外が暗くなってきたから電気のスイッチをつけたいなあ」と思っても、動けないことが多々ありました。

夕方の薄暗い部屋の中で、子どもたちと一緒に泣きたくなりました。

このままでは、生きていけない。

勝間和代さんを師と仰ぐ(勝手に)


そんな時に出会った本がこちらの勝間和代さんの、家事に関する本です。

家電を導入して、いかに家事を効率的に進めるか、わかりやすく解説してあります。

最初に目を通した時は、ここまでやるのかと驚きました。

勝間和代さんの書籍やメルマガを読み漁り、生活を真似できるところは真似しました。
家事で自動化できるところは、全て自動化します。

最初は特に料理を自動化することに抵抗感がありました。
やはり、お鍋をかき回しながら、ゆっくり煮込む作業に、「愛情」を重ねてしまうからです。

けれど、
「調理家電があるのに、鍋に張り付いて煮込むのは、洗濯機があるのに洗濯板で洗濯するようなもの」というようなニュアンスの言葉を勝間さんがお話されているのを見て、自分を納得させることができました。
(正確な言葉は忘れてしまったのであくまでニュアンスなのですが。)

少しずつ、家電を導入して今では、こんな感じです。

全自動洗濯機
ガス乾燥機
食洗機
ヘルシオオーブン
ホットクック
電気圧力鍋
ルンバ、ブラーバ
アレクサ経由のスマートホームシステム

初めてホットクックで自動でカレーを作った時、これで子どもの相手をしながらでも、美味しいカレーが食べられると、嬉しかったのを覚えています。
そして、実際に美味しくて驚きました。

勝間和代さん、ありがとうございます。


子どもの相手をして自分の手が動かないときに、機械たちが黙々と仕事を進めてくれる姿を見ると、心に余裕が生まれてきます。

勝間さんの本がなかったら、今の私の生活はありません。
3人目を出産しましたが、無事に生活が送れているのはまさにロジカル家事のおかげだと思います。

最近は「タイムパフォーマンス」を略して「タイパ」と呼ぶらしいですね。
生活において、タイパばかりを追求するのは性に合わないのですが、今の家族環境で生活していく上で、生活の効率化は欠かせません。

勝間和代さんにこの場を借りて、感謝申し上げます。

少しでも、家事がめんどくさいなあと思う瞬間がある方、家事に行き詰まり感を感じていらっしゃる方は、ぜひこの本に目を通してみて下さい。

きっと何らかの打開策が見つかると思います!



最後まで読んでくださってありがとうございました。一人一人の読者の皆さまが読んでくださることが、私の大きな活力となります。 あなたの今日が素敵な1日になりますように!