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☁️|子どもとの「わちゃわちゃ」した生活

おはようございます。
今日の心の天気は曇り、Little by Littleです。

久しぶりに親戚が集まっての食事会が本日控えており、今から緊張しています。

#子どもとの生活


負けました。

今日も負けました。

将棋の話です。

小学3年生の長男は、通っている児童クラブで将棋を覚えたようで、
休日の手が空いた時間には、将棋の対戦をおねだりされます。

「ママ、将棋しよう?」

朝ごはん、昼ごはんを食べさせ終えて、片付けも終えて、ほっと一息。
大抵、ママの胸のランプが点滅している頃に、その一言が耳に入ってきます。

「あ〜、あ〜ね。」

いいよでも、できないとでもない。

血液が足りていないぼんやりとした頭。
今、母は先ほど食べた食事を消化するので精一杯なのだ。

曖昧な返事で誤魔化しつつ、その一言を無かったことにしたい。

しかし、そばで着々と将棋盤の駒のセットを進める息子。


「さあ、ママ。こちらへどうぞ。」


ダイニングテーブルの上に、駒がきっちりと並べられた将棋盤が置かれています。
息子は引いた椅子に手をかけて、こちらをにこやかに見つめています。

その期待感に負けてしまい、椅子に座って息子と向かい合う。

将棋を始めるまでは、やけに下手に対局をお願いしてくる息子だが、
一旦始めると、

「あ〜あ、そこでいいのかな〜?」
「ママ、何してんの?」

と、精神的にも追い詰めてくる息子。
いやらしくなったものだ。


その間、手持ち無沙汰になった残り2人の子ども達。

3歳の息子が「マーマ、パズルしよう」と首に絡みつき、
6歳の娘は、最近身につけたキスを実践したいと、ほっぺたに連続ちゅー。

首が苦しい。
重い、暑い、頭も耳も痛い。


これが幸せなのか?

これは、幸せな苦行。

我が家で感じる幸せはいつも交通渋滞。

ちょうどよい湯加減の時がなくて、すぐにのぼせてしまいます。
入りたいけどすぐに上がりたくなる、高温の温泉。


私はいつも、子ども達とのこの収集のつかない触れ合いを、

「わちゃわちゃ」

と呼んでいます。

ぐちゃぐちゃでも、めちゃめちゃでも、はちゃめちゃでも、がちゃがちゃでもない。

今日も「わちゃわちゃ」の中で、揉まれています。

物理的にも、精神的にも。


日に日に将棋の腕をあげる息子の成長を、母として喜ぶべきなのか。

しかし、私はまだ達観する領域に至っていない、若輩者の母。

将棋に毎回勝てない悔しさが勝って、将棋のマンガ攻略本を購入するも、
すぐさま息子がそれを読みこみ、さらに息子の方が上達していく。


自分が産んだ子ども達ですが、少しずつ私の手を離れ、
制御できない大きな風を家の中で起こし始めています。


自分の家の中なのに、吹き飛ばされないように必死に両足で立つ私。


将棋で負けた瞬間、
押し寄せてくる、悔しさ、開放感、安堵感、疲労感。

やっと終わった。

さあ、充電が切れそうなので、お昼寝だ。


今日も1日穏やかに過ごせますように。







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LITTLE BY LITTLE
最後まで読んでくださってありがとうございました。一人一人の読者の皆さまが読んでくださることが、私の大きな活力となります。 あなたの今日が素敵な1日になりますように!