地方プロレス初観戦の日①

　私の昔からの趣味はプロレス観戦で、半年に一回ほどは現地まで足を運び、それ以外は家で毎週金曜日に地上波で放送されているワールドプロレスリングや公式YouTubeチャンネルの試合を観ている。昔と比べればプロレスのテレビ放送は減り残念に思うが無料で観られる分には十分だなと思う。

今年で放送開始から51周年を迎えた､長寿番組である

　無料といえば昨年私は地元に､あるプロレス団体が試合をしに来るという情報を聞き一人で実際に観に行った。それは、「九州プロレス」という団体であった。この団体は16年ほど前に筑前りょう太選手が旗揚げした団体で、名前の通り九州で主に興行を行っている。私は正直なところを言うと、新日ファンで他団体の試合を観に行ったことは片手ほどしかなかなく、九州プロレスも観戦に行ったことがなかった(ごめんなさい🙏)その九州プロレスに昨年、私が最も尊敬しているプロレスラーの一人である選手が参戦したのである。その選手の名はTAJIRI。TAJIRI選手はアメリカにある世界最高峰のプロレス団体「WWE」に所属していた選手であり簡単に言うとスーパースターである。

TAJIRI選手の毒霧は芸術と言っても過言ではない

そのTAJIRI選手が私の地元である九州のプロレス団体に入団したという話を聞いた時は本当に驚いた。その後、私は前述したように実際に九州プロレスの試合を観に行ってみることにした(TAJIRI選手目当てに)。私が行った大会は壁の塗装が剥がれていたほどの古い小さなホールであった。私がそのホールに入った途端、私は驚きの光景を目にしたのだ。　

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