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「私はこんな人間」って言えない

はじめに

みなさんこんばんは。
僕の名前は、葛山陽平(くずやまようへい)といいます。簡単に自己紹介をすると、都内で俳優・シンガーソングライターとして活動している、30代男性です。

突然だけど、みなさんは最近自分を説明する機会って、ありましたか?
例えば、自分の夢や目標を話したり、好きなものを誰かに勧めたり、単純に、初めてあった人に自己紹介したり。

僕は、表現や芸術の世界にいながら、こういう場面が結構苦手。
でも、理解してほしいし、理解したい。大切なことであればあるほど、適当にはなれないんですよね。ただ、ちゃんと思ってることはある。

「自分はこう」を決めるのが苦手

なんで苦手なのか?思うに、何事も「なるべく多くの情報で判断するべき」っていう正義感があるんじゃないかな。

その人にはその人「だけ」の事情や文脈があって、出来る限り知ってからじゃないと、こうすれば?なんて言えない、僕は。
裏返すと「これだけで、自分を判断しないで!」といつのまにか思考してるんです。そして、限られた中で伝えるべき自分って…?と、考え込んでしまう。

言い切るのは、なぜ怖い?

そして、言い切れない怖さの理由は、言い切ることで「それ以外の自分」を否定してしまう気がするから。もしも、「これが自分だ!」と言って、期待されすぎてしまったら?途中で気分が変わったら?信じてくれる人を裏切ることになったら?

「ごめん、やっぱやめる!」でいいはずなのに、宣言する前に、その無限の可能性を考えると気が遠くなってしまう。

悪いことじゃないよ

自分で言うけど、それは別に悪いことじゃない。だけど、好きになれないんだよね!そんな自分。「私、失敗しないので」って言い切れる人を見て憧れちゃう。でもね、それが僕らですよ。

いろんな一面があっていい。ふとしたきっかけで、「私ってこんな人間なんだ」って、自分の中だけで驚ける日が来たりして、「こうならなくちゃ」じゃなくて「こうなりたい」になる時が、来るんです。

さて、今回こんなテーマで話したのは、僕自身が今、ほんの少しだけ、「こうなりたい」に変わっていけそうな気がしてるから。そして自分と同じように、ちょっとした気持ちのブレーキがかかったままのあなたに、楽になってほしいと思ったから。そんな理由で、このnoteで、これから長い長い自己紹介をしていこうかなと思ってます。

…どう?
またブレちゃうかもしれないけどさ。よかったら、一緒に手伝ってくれない?

僕はこんな人間です!今んとこ。

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