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はじめまして。彩と申します。
私は今、行政書士事務所の開業に向けて準備中です。(令和6年度結果待ち)
初回記事の今回は、私がどうして行政書士になろうと思ったのか、自分自身の振り返りの意味も込めて整理していきたいと思います。


学生時代の思い

大学3年生の頃、漠然と「普通に就職したくない」と考えていました。その理由は、反骨心のようなものだったと思います。私が大学生だった20年前は、女性の就業環境が一昔前と比べたら良くなったとはいえ、まだまだ「女性は男性のサポートをする」という位置づけが前提の採用だったりして、そういう社会全体の風潮が何となく嫌でした。
そこで大学4年生の時、「社員として働くことなく一気に頭になってやる!」と司法書士を受験(今思えば若いとはいえ無茶苦茶だ)。結果は無残に終わってしまい、やむなく就活に方針転換、一般企業に就職をしたのでした。

会社員としてモーレツに働く&母になる

「日本社会なんて嫌いだ!」とイキがっていましたが、会社に入ったら入ったでそこそこのキャリアを歩んできたと思います。20年の会社員生活で、経験したのは3社。損害保険会社、生命保険会社、IT系コンサルティング会社です。

2社目は勤続14年だったのですが、この会社の在籍時、二人の子どもを出産しています。子どもを産む前は、残業上等、休日出勤上等のモーレツ社員でした。おそらく、私の世代が「会社は家族」的な雰囲気を肌で実感した最後の世代ではないでしょうか。当時、かすかに残っていた昭和的な雰囲気に後押しされ、限界まで頑張る働き方をしていました。

よく「子どもを産んだら価値観が変わりました」とか聞きますが、私の場合、子どもを産んでも「働きたい」「昇進したい」意欲が失せることはなく、2社目の最後はマネージャーに昇進することができました。そこからいろいろあり、3社目の会社へ転職することとなります。

過労で入院を命じられる

3社目は、ITコンサルティング会社で働きました。畑違いの業種で、慣れないIT用語に悪戦苦闘。ほぼフルリモートでしたが、お客様の現場にコンサルタントとして常駐するため、緊張感で休まることがない日々。ただそれも半年くらいで落ち着き、楽しく仕事が出来ていたのですが、そこに振ってきたのが「自社メンバーのサポート」。自分が入っていないプロジェクトのレビュー、メンバーへのアドバイス、評価、などなど付随業務が山のように舞い込んできました。

ある時から、喉に違和感を覚え、ちょうどゴールデンウィーク前だったため「連休になったら休める」と思いながら働いていました。内科のクリニックに行き、風邪薬を処方してもらいましたが、良くなるどころかどんどん悪化。ついには声が出なくなり、発熱しました。
さすがにこれはヤバイのではと思い、自宅から少し離れた耳鼻咽頭科で診てもらったところ、「すぐに入院して。紹介状書くから」とドクターに言われ、膿を出すためということででっかい注射針を喉に打たれ、痛さと疲れといろんな感情がぐちゃぐちゃになり、クリニックの廊下で涙が止まりませんでした。

大きい病院に行き、診察結果は「急性扁桃炎が重症化した状態」(名前忘れた)。こちらでも即入院と言われましたが、小さい子どもがいるので、とゴネて通院点滴治療にしてもらいました(すみません)。その日の点滴中は、安堵と「なんでこうなったんだろう」の思いが交錯し、またここでも泣く(汗)。看護師の方々が心配してくださって、本当にありがたかったです。

会社を辞めようと決意

過労で倒れたことをきっかけに、会社を辞めることを決意しました。それまでもなんとなく会社辞めて自力で生きていきたいという思いがあり、副業として事業を立ち上げたこともありました(この話は別に記事にします)。しかし、この一件で強く「自身の健康には替えられない」と思い、「もう会社員は卒業しよう」という決意に至ります。

なぜ行政書士なのか

会社員時代に立ち上げた事業を経て思ったことが「全く信用力がない」ということ。私はエンジニアでもないし技術力もなく、何か突出した商品やサービスが生み出せるわけでもない。会社員としての経験値にだけ頼った事業をやったとて、信用力もなく絶対に儲からない、と活動してみて強く実感したのです。
そして早々にその事業はクローズし、信用力を得るには?と考えた時、大学時代にした法律の勉強を思い出し、「行政書士なら国家資格で信用力があり、しかも独立できる」と受験を決断しました。

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今年は1月29日が合格発表日です。合格する前提でいろいろと準備を進めています。無事に合格し、自分の人生を自分でハンドリングしていきたい!と思っています。よければ当ブログにこれからもお付き合いください♡

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彩|行政書士開業準備中|不動産エージェント
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