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#1-1思いもよらない一年の幕開け
コロナに感染した時期のことから記していこうと思う。
年始早々、夫の体調の異変
2023年、我が家の年始は思いもよらぬ形で幕を開けた。
夫の実家に帰省した帰り道、夫が突然「喉が痛い」と訴え始め、その夜に発熱した。
風邪だろうか。
喉の痛みだけで咳は出ていない。熱は急に上がったようだ。インフルエンザだろうか、流行りのコロナだろうか。
いずれにしても、休み明けに仕事に行けるように、病院で検査して薬を処方してもらわねばならない。
翌朝2人で近所のクリニックへ行った。
私はあまり症状はなかったが、同居しているため、念のため一緒に受診することにした。
二人ともコロナ陽性。感染していた
当時はまだコロナは2類に分類されていた。
主症状が「発熱」と「のどの痛み」ということから、すぐに「コロナ疑い」ということで、院内の待合室とは別の隔離された部屋に通されて、問診とコロナ感染の検査を夫と一緒に受けた。
十分ほどで検査結果が出たと言われ、今度は診察室に通された。
「お二人とも陽性。コロナにかかっています」
そう医師から言われた。
なんと、年始早々、二人ともコロナに感染したと診断された。
隔離生活の準備
コロナ陽性診断をうけると、当時の規定では、10日間の自宅で隔離療養が強いられる。入院するほど重症ではなかったのが幸いか。
ともかく、夫と共に10日間の隔離生活が始まった。
クリニックからの帰り道、大量のスポーツドリンクとティッシュ、のど飴とトローチを買い込んだ。
2023年1月はまだ、コロナ感染時は原則、隔離生活を送らなければならなかったが、一定の条件下であれば外出が許されていた。
1週間分の備蓄をしようと思ったが、1週間分って、どれくらいなんだろうか。
とにかく2人で持てるだけ買い込んだことを覚えている。
帰宅後、だるくて動くのが辛いようで、すぐに寝込んでしまった夫。
高熱と喉の痛みがつらいようだ。
帰宅してからは咳も出るようになってきていた。喉の腫れと咳で、何かを飲み込むのも辛いようで、その夜はちゃんと眠れず、ウトウトを繰り返していたようだ。
一方、私は何ともない。
夫の身の回りの世話をしつつ、いつものようにテレビゲームをしたりして、一人で楽しんでいた。
「もしかして、私は軽い症状で済むかも」
感染していても症状が軽い人もいる。
私はコロナ陽性と診断されたものの幸い軽い症状で済みそうだと、楽観的な考えが頭をよぎっていた。
オミクロン株は、ほぼ症状が出ない患者も少なくないとニュースで聞いていたので、私もそのタイプなのだと思っていた。
しかし、その夜、事態は一変。
私の体調も劇的に変化し始めた。
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