第67回 EVシフト?
ガソリン車を電動車に!
脱炭素(カーボンニュートラル)社会を実現する
為に、EVシフトは必要不可欠だそうです。
世界ではEV普及が進んでいる一方で
我らが日本政府も2035年までに乗用車の
新車販売において電動車(EV)の比率を
100%にするという目標を掲げています。
EVシフトの目的は、パリ協定に基づき
温室効果ガスの排出量を削減し、地球温暖化を
抑制する事で、ガソリン車は走行時に
温室効果ガスを排出する為、長年環境課題として
捉えられていました。
そこで、現在EV(電動車)が
注目を浴びています。
EVは走行時に温室効果ガスを排出しない
環境に優しい車だからです。
フランス政府が、2040年までに
ガソリン車およびディーゼル車販売を
禁止する表明が切っ掛けとなって
今では日本を含め多くの国が、EVシフト達成に
向けて様々な取り組みを行っています。
ところがドッコイ、日本でもなかなか普及が
進まないEVなのに
世界的にも、その販売は鈍化しています。
EVが売れない状況にある背景は
欧州が、高級車種を先にEV化してきたからで
大多数の消費者にとって
手頃で身近なEV開発が遅れているせいです。
バッテリー原価の高さが取り沙汰されますが
そればかりではなく、欧州は
二酸化炭素(CO2)排出量規制で95g/kmを
達成しなければならない現状があるそうで、
それを満たすには、燃費の悪い高級車や
大柄で重いSUVなどを先にEV化
しなければならず、そうしなければ課徴金が
科せられ採算が合わなくなります。
ことに、プレミアムブランドと称するメーカーは
その傾向が強いようですね。
とは言え、高級車を購入できる
消費者の数は限られるので、EVは一時的に
売れない状況にあるそうで・・・。
この先、例えば日本の日産サクラや
三菱eKクロスEVのような250万円くらいで
買えるEVが数多く出まわるようになれば
一気にEV化する可能性があるそうです。
また、EVを一度体験すれば、快適で壮快
小型車でも上質な走りを得られることに気づき
急速に広がるんだそうですが・・・。
長くなったので、次回に続きます!
(有難う御座いました、音量にご注意ください!)