第３７回　ガンダムと世界平和

小生が、未だに隙あらばプラモデルを購入して
しまう、超人気アニメですね。
毎年のように新しいガンダム作品が生まれるので
最早知らぬ人はいないんじゃないかと思われます。

このガンダムという作品、現時点で７２作品も
世に出ているんですよ！ 一部、繋がってる作品も
あるとはいえ、その殆どが別の世界観と
なっているので、作品一つ一つをしっかり説明する
ことは、小生には無理な話で御座います。

何しろ、毎年のように生まれてくるので、如何に
ガンダム大好き小生でも、しっかりと把握できて
いないんですよね。

ただ、全シリーズを通して共通している
テーマが戦争です。

一番最初の作品機動戦士ガンダムは、ファーストと
呼ばれる最も知られているガンダムなのですが
それを例に小生の拙い語彙力で、争いの構図を説明
させてもらいますと・・・。

始めに人類が増えすぎて、地球での生活に支障を
きたしてくると、遂にはその化学力の英知の結晶
とも言うべきスペース・コロニーを生み出して、
宇宙へと生活の拠点を広げて行きます。

宇宙での生活が可能になって、地球の周りには
巨大なスペース・コロニーが数百基と浮かび
そんなコロニーの中から優れた思想や技術力を持つ
国家が生まれてくるのも自然なことで、何時しか
特権階級やエリート達にしか住めなくなっていった
地球連邦に対し深い憎悪を持った国家が育ちます。

地球からは最も遠い月の裏側に位置する
サイド３という所に本拠を置くジオン公国と
呼ばれているスペースコロニー国家です。

最初こそ、このジオン軍が地球連邦に対し
独立戦争を仕掛けるモノだったのですが、その
本質は、地球の重力に縛られた人々と
宇宙に出て重力から解放された人々との争いに
変わっていくのです。

勧善懲悪というモノは御座いません。
どちらにも思想があり、立場があり
生活があります。
未だ終わらぬ争いの続く現実世界と、その使用
している兵器こそ違いますが、全く変わらない。

ガンダム作品の中には、戦争を終わらせる
ヒントが隠されているのではないかと思うんです。
もしかしたら、ガンダム作品生みの親である
富野由悠季先生なら・・・。

（有難う御座いました、音量にご注意ください！）