FXパン

主にFXについての考察を投稿します。後悔と反省をしながらもう一回くらいのチャンスに備えています。

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最近の記事

【FX】次の円高時に一番下がる通貨の考察

2024年現在の円安環境では、何らかの金融ショックで円高になるというストーリーは昔ほど強力ではないと言われますが、それでも事前に備えておくと、その時が来た場合に焦らずに済みそうです。 次の円高というものを考えてみたいと思います。 通貨の連動 全面円高になるような状況で、普段トレードしている通貨のことだけでなく、一番下がる通貨のことを考える利点の一つは、他通貨の動きに惑わされなくなることです。 特にクロス円をトレードしている場合は、ドル円やドルストレートの動きを参考にしがち

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    • 【FX】今からトルコリラを売っても間に合うか?

      長期のトレンドという観点では、トルコリラはとても分かりやすいリラ安トレンドです。トレンドフォローならショートするべきですが、ここまで大きく下がると少しは戻りそうな気もします。今からショートしても良いか考えてみます。 トルコリラをショートしたい理由 そもそもなぜ今、リラをショートしたいかと考えたかというと、 1.必要証拠金が少ない。 2.どう見てもダウントレンド。 3.ファンダメンタルズを考慮したくない。 1.の理由がもっとも大きいのですが、証券会社の口座に残っている残高

      • 【FX】上位25%のトレーダーになれる資金管理手法

        投資において最も重要なのは資金管理であると主張する著名な投資家やファンドマネージャーがいます。 このことを考えているうちに、簡単な資金管理で全トレーダーの上位25%に入れることが分かりました。 トレーダーの成績 トレーダーの上位25%になれるという理屈を考えるのに、成績のデータを調べたいと思います。 しかし、FXトレーダーの損益に関しては、信頼できるデータが見つけられなかったのでバイナリーオプション(BO)のデータを代わりに使います。 FXと同じくゼロサムゲームとしての性

        • 【FX】暴落になりそうと思ったときのための考察

          短期足でチャートを見ていると、それまでの何倍も大きいローソク足に出くわすことがあります。 暴落の始まりかも知れませんが、良い逆張りエントリーポイントである気もします。 私の経験では、このようなときのV字回復を期待した逆張りは、何度となく繰り返した負けパターンです。 難しいことが分かっている領域でトレードしないように、短期足で長いローソク足が形成されたとき、それが上位足としてはどれくらいの大きさになるか、おおまかに把握しておきたいと思います。 検証 5分足で大きく動いたとき

          【NUMBERS】ナンバーズ4のボックス当選金額をヒートマップで表現する

          当選金額をヒートマップで表現すると、周期性や異常値の気付きに役立ちそうです。しかし、実際作成してみると、いろいろと問題がありました。 免責事項:この記事は個人の見解なので信用しないでください。 ストレートのヒートマップ まずは、ナンバーズ4の当選金額ヒートマップを作製してみたいと思います。Rにヒートマップを作るパッケージがあるのでそれを利用します。 下の図になります。 ・濃淡は当選金額が大きいと濃くなり、小さいと薄い。 ・横軸が上2桁、縦軸が下2桁。 当選したことのない

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          【NUMBERS】ナンバーズ4のボックス当選金額をヒートマップで表現する

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          【NUMBERS】ナンバーズ4の超高額当選が30年ぶりに発生するのではないかという考察

          ナンバーズ4の当選金額の期待値が上がる状況について考えていたところ、 超高額を狙うなら時期が問題になるという理屈を思い付いたので、考えた結果をまとめてみました。 但し、ストレートの当選口数が異常に多いという問題(1000組×100口賭けの人?)が現れなくなってからという前提です。 免責事項:この記事は個人の見解なので信用しないでください。 当選金額の計算 最初に、当選金額の計算方法を確認します。 具体的にはみずほ銀行のwebサイトに当選確率と当選金額の理論値の記載があ

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          【NUMBERS】ナンバーズ4の超高額当選が30年ぶりに発生するのではないかという考察

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          【NUMBERS4】ナンバーズ4の当選口数異常について考える

          ナンバーズ4のストレートの当選口数が異常なことになっていると話題になっています。この現象、2021年にも同様なことが起きていたようです。 不正行為を疑うと可能性が広がりすぎるので、この記事では、不正は無かったという立場から、この結果はあり得るのかを考えてみたいと思います。 自己紹介と免責事項 問題 ナンバーズの当選金額の決定ルールでは、当選口数が多くなると一口当たりの当選金額が少なくなるため、当選者としては期待していた理論値に対して少ない当選金しか得られず、実害を被りま

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          【NUMBERS4】ナンバーズ4の当選口数異常について考える

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          【FX】1980年代から現在までのドル円と金利の連動性

          今月にも米国政策金利の引き下げが発表されると予想されていますが、そうであるならドル円は下がるということでしょうか。 為替の動きの大きな要因である金利について、チャートで確認してみたいと思います。 ドル円対金利差チャート 日本の金利:日本銀行のサイトから”基準割引率および基準貸付利率”、月次データ 米国の金利:政策金利。FREDの"Federal Funds Target Rate"これは日毎のデータなので月初めの値を使用する。 月次データとして扱うため、米国の金利は月初日

          【FX】1980年代から現在までのドル円と金利の連動性

          【FX】TradingViewに45分足が有り8時間足が無い理由の考察

          TradingViewの期間設定の項目に、標準で45分足が選択できることに気が付きました。また、よく使うという認識の8時間足が有りませんでした。 特に45分足に関して、この1時間の約数にならない時間足を使う理由がわかりません。しかし、そもそも5分足や4時間足を使うべき理由も私は知りませんでした。よい機会なので、なぜよく使われる時間足があるのか考えてみたいと思います。 ついでに表題の疑問についても、一応の答えをだしてみました。 自己紹介と免責事項 時間足の倍率 よく使われ

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          【FX】TradingViewに45分足が有り8時間足が無い理由の考察

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          【FX】ファンダメンタルズに依存しない短期トレードを考える

          ファンダメンタルズや長期のテクニカルの予想は、結果が分かるまで長い時間がかかります。そのようなトレードは、資金自体は当然ですが、資金が拘束される時間的なロスも大きなリスクとなります。 そこで、長期予想が間違っていても、トレードにあまり影響がない期間というものを考えてみようと思います。 自己紹介と免責事項 陽線と陰線 2021年から2024年の現在までコロナ禍以降のドル円は、日米の金利差を大きな理由として、急峻に円安へ進みました。年足では陽線が続いていますが、当然それより

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          【FX】ファンダメンタルズに依存しない短期トレードを考える

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          【FX】買った情報商材の予想に従わず反対の売買で勝とうとする心理

          素晴らしいトレードルールがあったとしても、それを正しく実行できるかどうかで、成果は大きく変わるはずです。 情報商材を買っているのに商材の予想とは反対のエントリーをするようなメンタルでは、良いルールを作れたとしても、従わずに失敗することになるでしょう。 この記事は、メンタル問題の提起であり、問題を解決できるような結論はありません。 情報商材を買う まだ、忙しく働いていたころ、既にトレードで多くの損失を出し入金を繰り返していた私は、無料の聖杯を求めてwebサイトを巡ることが

          【FX】買った情報商材の予想に従わず反対の売買で勝とうとする心理

          【FX】チャートから2024年後半のドル円動向を占う【週足下ひげ3%】

          興味深いシグナルがチャートに現れたので、以前はどうだったかというのを 並べた結果を記録に残しておきたいと思います。 ドル円週足3%のひげ 先週8月5日の週足が、3%以上の下ひげをつけました。 ”ドル円の週足で下ひげが3%以上になったら、下ひげの先端を試す” という意図のアノマリーをどこかで見たことがあり、面白い法則だと思った記憶があります。 しかし、当時は面倒くさがって自分で確認はしませんでした。今回良い機会なのでどのような動きになるか確認してみます。 週足の下ひげ3%超

          【FX】チャートから2024年後半のドル円動向を占う【週足下ひげ3%】

          【FX】トレンドと価格は両立しないからトレードは難しいのではないか?という疑問

          大きく動いた時に逆張りでエントリーして、直後に損切りになるということが、私の良くやってしまう負けパターンなのですが、なぜ危ないとわかっているのに繰り返してしまうのかを考えてみました。 どうやら、すごく長いローソク足が現れると、とてもお買い得に見えてくるので、絶好のチャンスとばかりに反射的にエントリーしているようです。 この記事に結論はありません。 矛盾 暴落時に逆張りの買いを考える場合、価格がどんどん下がってくれれば、 動いた分の半値を戻すだけでも、普段の何倍も早く大きな

          【FX】トレンドと価格は両立しないからトレードは難しいのではないか?という疑問

          【FX】秘書問題を使ってトレードを厳選するという考察

          損益が均一に分布していると仮定するなら、成績がマイナスのトレーダーはトレード回数を減らせば損失が減ることになります。 しかし、そう分かっていても、エントリーする瞬間は大きな勝算をもってトレードするものであり、トレードを我慢するということは簡単にはできません。 そこで、トレードを見送る方が得であると信じられるような理屈を考えてみたい思います。数学的な解法が確立されている秘書問題の手法は、トレードの厳選に役に立ちそうです。 この記事では秘書問題といくつかの派生問題の特性をシミュレ

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          【FX】秘書問題を使ってトレードを厳選するという考察

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          【FX】ドル円の超長期チャートでは次の節目は34円か27713円という話

          webサイトでとても興味深い記事を読んだので、ドル円は大局的にどこへ向かっているかを予想してみました。 この記事にトレードにつかえそうな結論はありません。 きっかけ ドル円は変動相場が始まってからずっと円高トレンドであると長期的な視点をもっているつもりだったのでどんなに逆行しても円高方向へのトレード続けていましたが、今回読んだ記事で、浅はかな考えだったと分からせられました。 1ドル=1円から始まったという歴史を知らずに長期的な視点を持っていたつもりだったのは反省すべきで

          【FX】ドル円の超長期チャートでは次の節目は34円か27713円という話

          【FX】損切りをずらすまたはナンピンによる期待値の変化を確認する

          一度設定した損切りラインをずらすことやナンピンは、普通は推奨されませんが、これらの行為は本当に損失に繋がるものでしょうか。 私の経験では損をする、なのですが、理屈では期待値は0になりそうなので違うとも思っています。 リスクリワード変更による期待値の変化を確認してみます。 この記事は計算の途中式を、確認のため図示しただけのものです。 変更のタイプによるリスクリワードの変化 前提 ・常に値幅に反比例した発生確率とする。 ・トレンドによる勢いは考慮しない。 ・レバレッジを考慮し

          【FX】損切りをずらすまたはナンピンによる期待値の変化を確認する