旅記録:2018広島 広島城、原爆ドーム、厳島神社を巡る
2018に広島へ旅行したときのフォトアルバムです。
広島城、原爆ドーム、厳島神社、平和記念公園、そして広島お好み焼きを堪能しました。
広島城
広島城は、広島県広島市にある歴史的な城であり、1589年に毛利輝元によって築城されました。城の中心部分は太平洋戦争中に破壊されましたが、その後再建されました。現在では、城内には広島の歴史を紹介する博物館があり、訪問者に人気の観光スポットとなっています 。
広島城は、かつては日本三大平城の一つに数えられ、その美しさと規模から「鯉城」の愛称で親しまれていました。しかし、1945年の広島への原爆投下により、城の大部分が破壊されてしまいました。
戦後、広島城は再建され、現在では歴史博物館として利用されています。博物館内では、広島城の建築や広島市の歴史に関する展示が充実しており、訪問者は戦国時代から現代に至るまでの広島の歴史を学ぶことができます。特に、城の再建過程や原爆による被害についての展示は、多くの人々に平和の大切さを訴えかけています。
原爆ドーム
原爆ドームは、1945年8月6日に広島に投下された原子爆弾の爆心地近くに位置する建物で、爆風によって大部分が破壊されましたが、現在は平和の象徴として保存されています。1996年にはユネスコの世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れます 。
原爆ドームの保存には、戦後長い年月をかけた努力がありました。初めは廃墟のまま放置されることが検討されましたが、広島市民や国内外の支援者の強い意志により、平和の象徴として保存することが決まりました。
原爆ドームを訪れると、その静寂と荘厳な雰囲気に圧倒されます。建物の残骸を見ることで、戦争の恐ろしさと原爆の破壊力を実感し、平和の重要性について深く考える機会を得ることができます。
毎年8月6日には平和記念式典が行われ、多くの人々が集まり平和への誓いを新たにします。
厳島神社
厳島神社は広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社で、593年に創建されました。海上に浮かぶ大鳥居で有名で、1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。干潮時には鳥居の近くまで歩いて行けることが特徴です 。
厳島神社は、その美しさと神秘的な雰囲気から多くの観光客を魅了しています。
この神社は日本三景の一つにも数えられ、その象徴ともいえるのが海上に立つ大鳥居です。特に満潮時には鳥居が水に浮かぶように見え、その光景は訪れる人々を魅了します。
私が厳島神社を訪れたのは、干潮の時間帯でした。フェリーで宮島に渡り、鳥居の近くまで歩いて行けるという貴重な体験をしました。干潮時には、鳥居の基部に触れることもでき、その巨大さと歴史の重みを直接感じることができました。
神社の境内には、平舞台や高舞台といった見どころがたくさんあります。これらの舞台は、平安時代から続く雅楽や神楽の奉納が行われる場所であり、その伝統と文化の深さを感じさせます。また、境内の随所からは美しい海の景色を眺めることができ、自然と調和した神社の美しさに心が洗われる思いでした。
宮島を訪れたら、ぜひ試していただきたいのが「揚げもみじ」です。
もみじ饅頭はこの地域の名物ですが、そのもみじ饅頭にアレンジを加えた紅葉堂さんの揚げもみじは神社参拝の後に食べると、一層美味しく感じられます。
広島平和記念公園
広島平和記念公園は、1945年8月6日に原子爆弾が投下された広島市の中心部に位置し、平和の象徴として多くの記念碑や慰霊碑が立ち並ぶ公園です。毎年8月6日には平和記念式典が開催され、国内外から多くの人々が集まります 。
公園内には、原爆死没者慰霊碑や平和の鐘、そして原爆の子の像など、多くの記念碑が点在しています。これらの記念碑は、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えかけ、訪れる人々に深い感慨を与えます。特に、原爆の子の像は、佐々木禎子さんの折り鶴の話に基づいており、多くの折り鶴が捧げられています。
私が公園を訪れた日は、ループバス「めいぷるーぷ」を利用しました。このバスは、市内の主要な観光スポットを巡る便利な交通手段であり、広島平和記念公園へのアクセスも簡単です。公園内をゆっくりと歩きながら、各記念碑を巡り、平和への思いを新たにしました。
広島お好み焼き ゆうゆう
広島のお好み焼は、小麦粉の生地を薄くのばし、キャベツや豚肉、焼きそばなどを山盛りにし、薄く焼いた卵などを重ねて蒸し焼きにしたもの。ソースは濃厚な甘口のものを用いるのが一般的です。
おわりに
広島旅行の締めくくりに、壮麗な広島城、歴史を感じさせる原爆ドーム、荘厳な厳島神社、そして心に残る平和記念公園を巡り、深い感慨に浸りました。特に広島お好み焼きは絶品で、地元の味に舌鼓を打ちました。歴史と文化、美食の旅を堪能し、心が豊かになる素晴らしい体験でした。また訪れる日が待ち遠しいです。広島の魅力は尽きることなく、再訪のたびに新たな発見があることでしょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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