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宮沢賢治と民藝を巡った岩手の旅①暮らしの道具編
岩手県が最高すぎた
有給消化期間を使って岩手を旅してきました。旅のきっかけはヘラルボニーのギャラリーに行ってみたかったことと、宮沢賢治と民藝が好きだから、いつか岩手にいったみたいと思っていました。東北は始めていきましたが、岩手県はとってもいいところでした。東京から岩手までは新幹線で約2時間と意外と近い。東北の文化をしっかり感じられるけど、都心からのアクセスも良い岩手県は日常から離れたい時の小旅行にもぴったりでした。食べ物も美味しくて、静かでゆっくりできました。宮沢賢治の世界にも触れながら、おいしいご飯や民芸、こだわりの道具を見て旅を堪能できました。岩手県は初めて行きましたが、フィンランドと同じくらい好きな場所となりました。
暮らしの道具が好きな人にはきっと楽しい
南部鉄器、竹籠、竹のほうきなど、こだわりの暮らしの道具は扱うお店が盛岡には多く、暮らしの道具をみるのがとても楽しかったです。暮らしの道具を買いに行きたくなったら、盛岡に旅に出るのも楽しいかも。
美しい漆器のお店 適生舎
岩手の暮らしの道具で特に好きなのものは、南部鉄器と漆の器と竹の道具です。盛岡から少し足を伸ばした浄法寺エリア。浄法寺ぬりというモダンな漆器はスタイリッシュでとても美しい暮らしの道具の産地です。今回は行けなかったのですが、適生舎がとても気になっています。
南部鉄器の名店 鎌定
日本で一番美しい民藝の道具かもと思っている、南部鉄器の名店鎌定にやっと行けました。嬉しい。どこか北欧を思わせるスタイリッシュなデザインで人気の鎌定。とても人気で、ショップに問合せても「1年待ちです」なんて答えが返ってきたことも。そんな憧れの名店にドキドキしながらお店に入ると「こんにちわ」と小学生くらいの小さな男のが出迎えてくれました。かわいい。美しい道具と都会にはないどこか懐かしいあたたさを感じられるお店で、本当に行ってよかったです。
竹の道具店 ござ九
南部鉄器の名店の鎌定とほど近い場所にあるござ九。竹の道具がたくさん並んでいて楽しいお店です。
美しい民藝の道具と幻想的な珈琲館 高原社
高原社は宮沢賢治の注文の多い料理店を発行した出版社だそうです。幻想的な珈琲館と、暮らしの道具のお店。夢のようなコラボレーションでした。
お土産にはくるみのクッキーも有名です。食器や竹の道具など、幅広い暮らしの道具が並んでいるので、民藝の暮らしの道具が好きな人にはとても楽しい場所です。
東北の暮らしの道具はかっこいい
青森の弘前のこぎん刺しとあけびかご、秋田の横手や湯沢あたりの発酵食品とくるみかごがとっても気になっています。東北には気になるものがいっぱいで、また近いうちに東北へ行きたいと思っています。
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