テオリア:SEの要求定義コンサルタント

元SEで技術営業です。お客さんの発言を一言一句聞き漏らさず100%満足するシステムを開…

テオリア:SEの要求定義コンサルタント

元SEで技術営業です。お客さんの発言を一言一句聞き漏らさず100%満足するシステムを開発してテストすると、「違う!」と言われた体験から研究しました。お客さんの「口で言った言葉≠心で望む期待」を発見しました。上手く言葉にできないの「顧客の潜在ニーズ」を掴む方法が必要です。

最近の記事

技術営業とシステムエンジニアとプログラマー、それぞれの役割

システムの開発には、様々な役割の人が関係します。  ・技術営業  ・システムエンジニア  ・プログラマー これらの言葉は聞いたことがあるけれど、それぞれの違いや役割が よくわからないという人も多いかもしれません。 仕事の役割や必要な技術が、どのように分かれているのかを理解することで、この業界に入ろうと考えている人の参考になるかもしれません。 今回は、この3つの仕事の違いについてまとめていきます。 技術営業システム開発における技術営業の役割は、技術的な知識を持ちながら営業

    • 情報システムが業務に合わない:トラブル発覚

      情報システムのトラブルのほとんどは、「業務に合わない」です。 私が独立してフリーのSEになったときに、自分でも経験しました。 そして、他の開発を見ても同じようなトラブルをたくさん見聞きしました。 情報システムのトラブルの「ありがちな対立」依頼企業の言い分は...    どうなってるんだ、話しが違う!    「良いシステム」と言ったじゃないか!    何でもできると言ったじゃないか!    業務に合わない    頼んだシステムと違うよ! 使い物にならない

      • 情報システム導入の目的と役割

        情報システムの導入は、 企業にとって、業務の効率化や成長の基盤となる重要な投資です。 その重要な投資が成功するかどうかは、システムの性能にかかっています。 情報システムを導入する目的と役割情報システムの導入の目的は、 社長の「想い・理念・やりたいこと」を実現する仕組みを作ることです。 社長の「理念・想い・やりたいこと」を実現するためには 関係者が連携して具体的な行動を実行することで 小さな成果を積上げ続けることです。 そのために「理念」を実行レベルの行動にブレークダウン

        • 「要求定義」がシステム開発の成果を決める

          なぜ...  ・システム開発が失敗するのか?  ・仕様変更が多いのか?  ・言った聞いてないのトラブルなのか?  ・システムが使えないのか? なぜ、役に立たないシステムが開発されるのか? 開発者の努力は同じ、でも結果が違う「その原因は!」開発を担当する技術者は、まじめに一生懸命やっています。 でも、システム開発には成功・不成功があるんです。 その最大の原因は、顧客の要求を正しく理解することができるかです。 顧客の要求と合わないシステムは  ・追加や修正が加えられ  ・

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          SE(システム・エンジニア)として失敗体験から発見したこと

          もう、はるか昔のことですが... 平成元年に、上流工程専門のSE(システム・エンジニア)として独立。 独立と言っても、フリーのエンジニアです。 顧客のシステム化の要望を100%満足するシステムを開発するが...お客様を訪問し、「どんなシステムを希望しますか?」とヒアリング。 当時、30代前半です。 まだ若く、とても几帳面でした。 顧客の発言を聞き漏らさず、すべてと記録し それを100%満足するシステムを開発しました。 プログラマーに作成してもらったプログラム客先に持ち

          SE(システム・エンジニア)として失敗体験から発見したこと