あんりあるがーる解体新書
私に取り憑いているのは
いつも身体にしがみついているパターンだ。
24時間。
蛇のように巻きついている。
仕事など緊張状態の時は 気配を薄っすら感じるくらいで
それほど気にはならないのだが
帰宅したあとなど急に襲いかかってくる。
この霊は呼吸をしているし
体温を感じる。
頭のような部位が近づいてくると ビリビリとした気配を感じる。
だから妖怪や動物霊に近いのかもしれない。
この霊体は二つの特性がある。
ひとつは先に述べたとおり 動物霊的な生態。
もう一つは 色情霊的な行動である。
肩に腕(?)を回して来て抱きしめたり。唇に何かを当ててくる。
その時息のような風も当たる。
普段よりも温かい体温になり
ひしひしとしがみついてくる。
生き霊
私に向けられた性的な感情、もしくは異性としての好意の念。これらを取り込んで、蛇の分身は人間の形をしたゴーストを生み出す。
蛇が生き霊に化けた状態。
蛇と同じように、触られた感じや気配を感じる。
その生き霊は念を送ってきたパーソナルに基づいて個性的な動きをする。
元々色情の念なので基本的に、性的な刺激を与えてくる。
キスしたら、股間を触ってきたり、抱きついてきたり、ある程度愛撫を終わらせると
性行為にも及ぶ。
だいたい2,3日は体に取り憑いている。
少しずつ薄くなり、アメーバ状の塊のようなものになったあと、細長い蛇になって
最後に人間の体に侵入し、消滅する。
蛇の霊の分身の一生
卵のようなものを体にばら撒き、
幼体になると足的に住み着いて、爪の間の垢などを食し、少しずつ成長する。
そのあと人間の情念を取り込んで、その人とよく似た生き霊になる。
それから、人間に性的刺激をあたえ、依代から
体液を接収し、アメーバ状になった後
細い蛇のようなものになり、人間の体内に入り、一体化する。
考えられる仮説
❶自分の家系に取り憑く動物霊。蛇憑き。
❷相手側の先祖の霊障、蛇憑きの家系。
❸こっくりさん
(中学の頃、遊びでやってた気がする。
逆に、山歩きをよくするのだが、山の中の神社などは気持ち悪いので常に避けてきたので可能性は低い)
❹自分の抑制された性的欲求の具現化
❺色情霊
(ただし私自身そんなに異性の知り合いはいない。同性でそのような目で見てくる友人もいない)
❻精神のみの生命体。大昔から人間に取り憑き、子孫を増やしてきた。
体を構成するものが光を吸収しない(不可視の物質?)で構成されている。
精神体とよく似ている。体温や重さもある。
性欲を刺激していると見せかけて体に寄生し、養分を吸収して繁殖する。