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謝罪の呼吸壱ノ型

ロッシーです。

なにかミスをしたら、さっさと謝るようにしています。

そこでちょっとでも「ためらう」とロクな結果にならないことが経験上分かっているので。

ミスをされた側は、自分がミスをされたことで、

「自分はミスをされた側だ。だから私がミスをした人間を裁く権利があるんだ!」という正義感をもちます。

ひどい人になると、ミスした人の生殺与奪の権利を自分がもっているとまで思う場合もありますから、非常に危険です。

そういう人は、ミスした人が少しでも言い訳めいたことをするかどうか、いまかいまかと待ちかまえているわけです。

そんなところにわざわざ飛び込む必要はありませんから、さっさと謝ってしまうのが一番です。

「よーし、これからどんな風にしてお前を裁いてやろうか~。ヒッヒッヒ。」

と舌なめずりしている人だって、「申し訳ありません!」と間髪入れずに謝られたら毒気を抜かれるものです。

そうやって先手をとって謝ることは、非常に大事なことです。

先手をとらない謝りは誤りであり、それを挽回するのに千手もの対策が必要になるかもしれません。

それを考えれば、謝ることはなんとコスパの良い対応だと思いませんか?

ほとんどの紛争は、誰かがさっさと謝らないことから発生していることがほとんどです。もちろん謝って非を認めると責任追及されてしまうので、そう軽々と謝るべきではない、という意見も傾聴に値する部分はあります。

でも、自分の非を潔く認めている人に対して、そこまで強い対応をとることができないのが人間というものではないでしょうか。

サイコパス的な人なら、それに付け込んでくるかもしれませんので、全てなんでも謝ればいいわけではありません。

でも、会社生活や家庭生活など、私たちが通常営む場面においては、そんなサイコパスのリスクを想定するよりも、さっさと謝るほうがメリットだらけだと思いますよ。

誰だってミスや失敗をすることは避けられません。そういうときにどのような対応をするかでその人の本性が出ると思います。

そういうときに、先手をとってすぐに謝ることができる人は、むしろより信用されると思います。

それでも謝ることにどうも抵抗がある人は、考え方を変えてみましょう。

あなたが「謝罪させられている」のではなく、あなたが「謝罪」という技を相手に繰り出しているのだと考えればいいのです。

そう考えると、少しは気持ちよく謝罪できるような気がしませんか?

うまく技を決められたら嬉しくなりませんか?

鬼滅の刃のように、いつでも全集中して「謝罪の呼吸」を繰り出せるようにしておきましょう。できれば10個くらい型も用意しておけば完璧です。


「うん? 結局謝ることは良い事だっていうだけの内容だろ?」

と思った方、

「申し訳ございません!!」

Thank you for reading !



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