[2023.07.08] 共感を誘う宣伝
こういうの増えた気がする。
『右へ倣え文化』の日本人に刺さるのか、ポスターだけでなく、本の帯や商品サイトでもよく見る。
「みんなが褒めてるからいいものだ」と思う心理を利用しているのだろうか。
しかし、偏向報道の可能性もある。
その作品を良いと思った人が100人中20人しかいなくても、その20人の意見だけを抽出して載せれば「みんなが褒めてる」広告が完成する。
…という裏側を疑ってしまうので、自分は逆に避けてしまう。
逆張り。
「海外映画のポスターにごちゃごちゃ書きまくるのは日本だけ」という話がある。
実際にそのポスターを作成している人のインタビュー記事がこちら。
いろいろ理由はあるようだが、ひとことで言うと「日本人は内容がわからなさすぎるものに手を出さない」という感じかな。
それが映画ポスターに留まらず、出版業界にも広がった、ということなのかな。
知らんけど。
※ 例に挙げただけで、決して知念実希人氏の『ヨモツイクサ』を非難しているわけではない。
『硝子の塔の殺人』はめちゃくちゃ面白かったので多くの人に読んでほしいし、きっと『ヨモツイクサ』も面白いだろう。
お詫びにリンクを貼っておく。