ROSS

2024年5月にスタートしたジュエリーレーベル。 Online Store ▶︎ https://ross-tokyo.com/

ROSS

2024年5月にスタートしたジュエリーレーベル。 Online Store ▶︎ https://ross-tokyo.com/

最近の記事

本棚#4 "Le Petit Prince"

手のひらより小さな"星の王子様"の本です。 縦 9 × 横 6.5 cm、52 gほどのミニサイズ 英語版と韓国語版で書かれています。 ちいさな惑星の物語がすぐ隣にあるように感じられます。 "Le Petit Prince" (어린왕자 미니미니북) 著 : サン=テグジュペリ / 초판본 2018

    • 夏のこと

      暑すぎた夏 やっと落ち着いてきたので、この夏のできごとを少し振り返りたいと思います。 ー 7月 ー 8月 ー 9月

      • 本棚#3 "わたしの全てのわたしたち"

        作者のサラ・クロッサンは、イギリスの小説家です。 原著は詩で綴られていて、小さなエピソードの詩が重なってひとつの物語になっています。 日本版では、翻訳家の金原瑞人さんが原著を日本語に翻訳し、 この日本語訳を基に最果タヒさんが日本語の詩に書き起こしたそうです。 原題は"One" ふたりでひとりの女の子たちのお話です。 "わたしの全てのわたしたち" 著 : サラ・クロッサン/ 訳 : 最果タヒ 金原瑞人 / 1刷 2020

        • Behind Tiny ROSS issue1|2

          アートブックをつくる中で、友人にディレクションをお願いしました。付き合いは大学受験の予備校の頃からで10年以上。 彼女がつくるZINEやアートブックが好きで、ジュエリーのテイストにも合いそうだと思いました。 様々な参考資料を持ち寄って、何度も打ち合わせをしました。 写真は大学の先輩に、モデルもキュートな友人にお願いして、 3人でドライブしながら撮影に行きました。 (ちなみに、ドライブのおやつは空也の最中を選びました) からっと晴れた春の風景と、ジュエリーの艶、人の肌の質感が

          Behind Tiny ROSS issue1|1

          図録やコンセプトブックなど空間をまとめた本が好きです。 例えば、美術館の永遠ではない空間構成や作品たち、靴の音、その時の天気や湿度のような自分にしかわからない記憶が思い起こされる、空間が誌面に宿ったようなもの。 ジュエリーの場合は作品集を目にすることがありますが、製作背景をまとめた本はなかなか見かけません。 今回のテーマである『i’m here』のコンセプトを一冊にまとめたらどんなものになるだろうと興味が沸き、お披露目を機にアートブックをつくりました。 それぞれがジュエリ

          Behind Tiny ROSS issue1|1

          本棚#2 "Supplemento al Dizionario Italiano"

          去年の秋に、ソウルのアスティエのお店で見つけたブルーノ・ムナーリの一冊です。 タイトルを直訳すると"イタリア語辞典の補足"だそうです。 ブルーノ・ムナーリが、イタリアで使われているジェスチャーを解説したもので、 音で表現される言語ではなく、 手を使ったジェスチャーのコミュニケーションが写真やイラストで綴られています。 "Supplemento al Dizionario Italiano" Bruno Munari / Corraini Editore/ 20刷 201

          本棚#2 "Supplemento al Dizionario Italiano"

          撮影のときのこと

          前日まで雨予報になっていた4月の日に撮影に出かけました。 どんどん陽が明るくなって、陽射しの綺麗な撮影日和に。 2人の人が抱きしめているかのような画にしたいと無理難題をお願いして、、 どきどきと楽しみにしながら、撮影を進めて、あっという間に過ぎた1日。 頭の中にあった想像よりも、すごく綺麗で繊細な画で、惹かれました。 4月にしては暑い日で、 写真を見返すと、その時の陽射し、風や海の匂いを鮮明に思い出します。 コレクションの写真はこちらから コンセプトブックはこちら

          撮影のときのこと

          展示会のときのこと

          6月中旬に谷中のギャラリーをお借りして、 小さな展示会を開催しました。 あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、 忘れないうちに書き留めておこうと思います。 もうすでに少し朧げです。 ご来場くださった皆さんありがとうございました。 この展示会は、ROSSとして初めての展示会でした。 実際に来てくださった方々が試着してる姿を見て、 なんだかほくほくした気持ちになりました。 もっとこうしたいな、こうしたらよかったと思う点を思い返していたら、 ぽつぽつとたくさん浮かんできた

          展示会のときのこと

          本棚#1 "POWERS OF TEN"

          イームズ夫妻の映像作品『パワーズ・オブ・テン (10の冪乗)』は、 極大の宇宙から極小の素粒子へ、10の25乗メートル(約10億光年)から10分の1づつスケールを変えて自然界を見る作品です。 その映像作品を書籍化したもの。 書籍化したものにはいくつか仕様の異なるものがありますが、 こちらはパラパラ漫画のようなもので、 映像に近い感覚で楽しめてお気に入りです。 "POWERS OF TEN A Flipbook" Charles and Ray Eames / Eames o

          本棚#1 "POWERS OF TEN"

          箱のこと

          購入していただいたときにジュエリーを入れてお届けする箱をつくったときのお話です。 どんな箱にしようか悩み、紙で模型をつくって何日か眺めました。 ふたの上に記載するか、ふたの側面に記載するか。マークを入れる位置が決めきれずアンケートを取ったときに、ひとりの友人から「側面だと宝箱みたい」と言われてちょっと嬉しくなりました。 上に記載すると贈り物らしさが出て、なんとなくオフィシャルな印象になるなと考え、今はROSSのお披露目のタイミングなので、オフィシャル感のある上に記載すること

          箱のこと

          Tiny ROSSのこと

          ROSSでは毎シーズンごとにコレクションテーマを決めて制作します。 ジュエリーはタイムレス、シーズンレスな側面も持ち合わせてるアイテムだと思います。 だからこそ、つくる過程で生まれたものを、ジュエリー以外の形でも残しておきたいなと思って、印刷物として制作しました。アートブックのような、ZINEのような。"Tiny ROSS"といいます。 "Tiny"には、ちっちゃな、ちっぽけな、とても小さいなどの意味があります。 ちいさなROSSにコンセプトやストーリーを詰め込みました。

          Tiny ROSSのこと

          Nice to meet you.

          こんにちは。はじめまして。 ROSSといいます。 2024年5月にスタートしたジュエリーレーベルです。 ごくありふれた、何気ないものを見落とさないように。 向き合いながら、ひとつずつ企画・制作して、となりでそっと寄り添えるようなアイテムを提案します。 何年も大切にされたり、友人たちや家族の間で受け継がれたり。 身につけたひとたち、それぞれが心地いいと思える作品をつくることです。 みなさんにそう感じていただくことが密かな目標です。 制作のこと、日々の中で気になったことや

          Nice to meet you.