非効率ゆえの効率
効率とはなんなのか
どうすれば効率的に行動できるのか
効率と非効率の違いとは何なのか
『効率』について
自分の考えをつらつらと述べたいと思う。
効率を語るうえで重要になる概念は
「局所最適解」と「全体最適解」である
局所最適解とは
部分的に切り出して考えると、最適解になっているよという解であり
全体最適解とは
全体で捉えたときに、最適解となっている解のことである
つまり、上のグラフで最小値を考えるときは
青 → 局所最適解
赤 → 全体最適解
となる
一部分、例えば左1/3を考えると、青の点が最小値となる
しかし、全体を考えると青は最小値ではなく赤が最小値なのである
この「局所最適解」と「全体最適解」の概念がどう「効率」とつながるのか
ここでみなさんに問いたいのは
あなたが今考えている「効率」は「局所最適解」ではありませんか?
ということです
もし仮に、この世のすべてを知っている”全知全能の神ゼウス”がいたとする
そのゼウスが考える「効率的な方法」はおそらく「全体最適解」である本当の効率的な方法であるだろう
しかし、そんなゼウスと比べてまったくもって知識がほんとんどないといっても過言でない私たちが考える「効率的な方法」は果たして「全体最適解」なのだろうか?
たぶんあなたが考える「効率的な方法」は「局所最適解」だろう
ではそんな局所最適解を全体最適解に近づけるためにはどうすればよいのか
それは、自分の知識を広げるしかないのである
では、自分の知識を広げるためにはどうすればよいのか
それは、自分が「非効率」だと思うことをすることである
自分が効率的だと思っていることをやっても自分の知識は広がらない
非効率だと思ってるからこそ、自分の効率の軸がブラッシュアップされるのである
つまり、非効率ゆえに効率なのである
効率を追求するためには、非効率にならねばならぬのである